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授業紹介

理学療法士としての基礎知識を身につけるために

1.解剖学実習
模型を用いて、筋肉が働くと関節がどのように動くのかを確認します。筋肉の走行に合わせて、関節の形態や動きを考えながらテープを1枚1枚丁寧に貼り付けます。解剖学で学んだ知識をもとに、関節が動くしくみと骨や筋肉の位置関係を立体的に学習するのが目的です。
模型で骨と筋肉を確認したら、クラスメイトをモデルにして触診の練習をします。体の表面から骨や筋肉を細かく判別できるようにします。ここで学ぶ技術が、臨床で用いるすべての手技の基礎となります。
教科書では理解していたはずの人体の構造ですが、立体的に確認していくことは意外に難しい作業です。この過程で、体表から触れられる部位を確認しておくことも必要です。
実際に触診ができるようになるためには、解剖学の知識が整理されていることはもちろんですが、指先の感覚も大切です。触れ方や力の加減など、慣れるまで根気よく練習します。
何人もモデルを交代して、どのような体格の人でも正確な触診ができるようにします。

1.解剖学実習

1.解剖学実習_2

2.理学療法評価学
理学療法では患者の障がいを理解するために、様々な「評価」を行います。 評価とは情報を集めて分析することにより、患者の持つ問題点を明らかにしていくことです。理学療法士は、患者がそれまでの生活に戻れない原因を明確にし て、具体的な治療方針を立てるために評価を行います。この授業では、理学療法における評価の定義、目的を理解し、手足の長さや太さを測る「形態測定」、ゴニオメーターを使って関節の動く角度を測る「関節可動域測定」の方法を学びます。主に実技形式の授業です。

2.理学療法評価学

3.物理療法
物理療法は、運動療法と並んで理学療法士が日常的に用いる治療方法の一つです。物理療法に使用される機器には極超短波治療器や超音波治療器など、さまざまな種類があります。本校では、それぞれの機器が持つ特徴を理解した上で、各疾患にどのように用いるかを学習し、さらに実際に使いこなすことができるように授業を行っています。
自ら体験することによって効果を知り、臨床現場で具体的に説明したり、使用したりできるようになることが求められます。

3.物理療法

4.日常生活活動論
日常生活活動は、障がい者や高齢者が生活する地域社会や在宅の環境の中で、QOL(Quality Of Lifeの略。「生活の質」の意味)の向上に深く関わってくるものであり、リハビリテーションにおいて重要な概念です。中でも、基本動作や移乗動作について学ぶことや、自ら障がい体験を行うことは、対象者を理解するうえで非常に大切です。
実習では、介助する側だけでなく介助される側も体験します。障がいのある方を招いてお話を伺う授業もあります。

4.日常生活活動論

5.生理学実習
生体に起こる様々な現象は、物理化学的な法則に基づいています。この授業はこれまでに学習した生理学の知識を確実なものにし、応用力をつけることが目的です。実際に測定ができるようにするとともに、実験の目的、方法、結果の整理方法などについても学びます。実験は呼吸・心臓循環、筋収縮、感覚などについて、動物とクラスメートをモデルにして行います。実験を通じて机上で学んできたことを実際に体験できる実習なので、難しいイメージもあった生理学が身近になります。

5.生理学実習

6.運動学実習
理学療法士として患者を治療するためには、姿勢や動作を見極める力が必要です。そのため、先に学習した理論に基づいて、実際の動作を把握・理解するために、基本的かつ具体的な方法を学び、科学的思考の基礎を身につけることを目標とします。
実習では、グループ単位で様々な実験を行い、その結果をまとめるレポートを作成します。机上で学んだ知識を、実際の姿勢や動作と関連付ける基礎を学ぶなかで、結果を理論的に整理するところがポイントとなります。

6.運動学実習

7.研究方法論・卒業研究
理学療法士は科学的根拠に基づく効果的な治療を行うことが必要です。そのため、臨床現場でも科学的根拠を裏付ける研究活動が重要な仕事のひとつになります。
研究方法論では、卒業後に臨床はもとより、研究活動にもすぐに参加できるよう、研究の理論や方法を学びます。授業形態はグループワークが中心となります。
この授業は論文形式の文献を読むことから始まります。各自興味のある文献を選び、内容が妥当であるか、矛盾は無いかなどについて検討します。時には批判的に解釈することも必要です。
しかし、文献を読むためには専門用語の理解や統計学の知識も必要なので、慣れないうちはなかなか読み進めることができません。グループで助け合って読み進めた後は、各自で卒業研究として研究を行い、論文としてまとめます。
また、グループによる発表も行います。自分たちが選んだ論文の内容について、その妥当性や矛盾点、疑問点などを発表します。発表についての活発なディスカッションも行われます。

卒業研究 テーマ一覧

7.研究方法論・卒業研究

7.研究方法論・卒業研究_2

PNFの授業(市川繁之)

リハ病院見学会2012-1