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【鍼灸マッサージ師】東洋医学は面白い!体験入学に参加した皆様へ

2014年07月01日受験生必読!

6月8日(日)の体験入学に参加された受験希望の皆さん、参加頂きありがとうございました。
模擬授業で「東洋医学概論」を担当した鎌田剛です。
20分程度で東洋医学の考え方に触れて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

140701鎌田先生授業1東洋医学は、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の資格の取得を目指す皆さんにとって、鍼灸治療を行う上で、最も頼りになる武器のようなものです。もちろん、解剖学や生理学といった西洋医学の知識は欠かせません。しかしながら、この資格で薬剤を処方することも外科手術ができるわけでもありません。鍼、灸、徒手療法、生活指導を通じて患者さんを治療するためには、東洋医学が主要となる手段です。東洋医学を理解、修得せずに鍼灸治療を行うことは、武器を持たずに戦場にでるようなものです。みなさんは、武器を持たずに戦うことができますか?
この資格の取得を希望するなら、東洋医学の理論や技術を渇望しつづけるべきです。
当校は、そんなみなさんの渇望に応える自信があります。

東洋医学は、学問として単純におもしろいです。おもしろいと思えるのは、他の学問とは違う特徴があるからです。

いままで「1+1=2」と習いました。東洋医学では、
「1+1」は「2」という人もいれば、「1+1」は「?」、「1+1」は「王」
「1+1」は「\(?+?)/」という人もいるのです。

140701鎌田先生授業2見ているものは一緒なのに、いろんな見方があり、結果も様々です。おもしろいですね。
その分、奥が深いのではないでしょうか?

また、中国伝統医学の影響を色濃く受けているので、概念も用語も理解しづらく、覚えにくいものが多いかもしれません。ですが、そもそも見えないものを見ようとする学問なので、その概念や用語がいままで学習してきたものと異なり、多少理解しづらく覚えにくいのは、当然だと思います。

この資格の取得を希望するのであれば、どこの学校に入るにしても、はじめての概念や用語を理解しなくてはならないけど、「おもしろくて」「奥が深い」そんな東洋医学という学問を学ぶという気概をもつことが大切だと思います。

物事を修得するためには、それを楽しめるかどうかがポイントです。そこで、教授する側の我々は、東洋医学を楽しんでもらえるような工夫を行っています。例えば、概念や用語について、なるべく理解しやすく、覚えやすくするために、カードゲームをしたり、覚えるべき用語を書き出してクイズ形式で学習したりしています。
また、教える側が楽しくなければ、教わる方はもっと楽しくないと思いますから、私自身が楽しんで授業を行うように心がけています。

入りはいつも自虐ネタ・・・・

140701鎌田先生授業3(人様のことをとやかく言える資格はないし、自慢ネタは好きではないので、 結局、自虐ネタになる・・・・)
私「この髪の毛、自分で切ったんですよー」
私「そしたら同僚の先生に、輝きのない香川真司っていわれたんですけど」
私「輝きのないって余計ですよね」
学生「・・・・・・・(その通りですけど)(-_-;)」
苦笑・・・・でも楽しい
  

真剣に講義・・・・
(最近まで気付かなかったんですけど、人に物を教えることが好きなのかもしれません。講義することが楽しいです。)
 

学生さんも真剣そのもの
(学生さんの真剣な姿を見るのも楽しいです) 

140701鎌田先生授業4学生さんが飽きてきた頃に、学習している内容に合わせてフリートークを挟む・・・・
「情動や情緒には気機(気の動き)が伴いますから、笑う、喜ぶことは、健康を維持するために大切なんですよー」

最近はテレビ番組を見ることが少ないのでネタが古い・・・・

「ごっつええ感じ」って番組やってたの知っとる?
学生「・・・・・・・・・・・・・・・」

私「アホアホマンって知っとる?」学生「・・・・・・・・・・・・・・・」
「松本人志が半魚人のかっこして“産ませてよ~”ってネタ知っとる?」
学生「・・・・・・・・・・・・ (^_^;)」

140701鎌田先生授業5「知らなくていいんです!(カビラ慈英ふうに)」学生「・・・・・苦笑」
笑うことが大切だって伝えたかったのに、結局、すべる・・・・・・でも楽しい。

実際の鍼灸治療の話を織り交ぜながら、講義を進める。
(臨床の話になるとさらにハイテンション) 

夜間の学生さん、居眠りせずに頑張ってます。

結局、私の授業は、学生さんの慮り(おもんばかり)の心で成り立っているのかもしれません。

140701鎌田先生授業6当校の東洋医学概論は、国家試験の内容を学習するだけでなく、東洋医学的な考え方で鍼灸治療を行うことができることを目的としています。そのため、国家試験には出題されませんが、鍼灸の臨床において必要な内容が多く含まれており、学習する内容は充実しています。学んだ内容が資格を取った後に応用できなければ、意味がありません。そのための学校ですから学習する内容が多いのは当然ですよね。

皆さん、この資格を志すのであれば、資格を取得した後に役立つ内容を学習できる学校を自分の目と耳で探すことを御ススメします。