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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 アメリカで鍼灸治療セミナー その2

2015年05月02日イベント

子供の治療。

鍼灸といえば一般的に痛いのイメージ、お灸と言えば熱いのイメージがあるせいか、それを子供にやるなんてと思われる方もいるかもしれないが、実は子供の鍼灸治療ってすごく有名。日本ではとくに関西はすごい!

で、ここアメリカでも同じように子供の鍼灸治療が行われます。

アメリカでの鍼灸治療セミナーですが、2日目は昨日から学んでいる治療方法の続きを学びながら、より理解を深めていきます。そんな本日ですが、こちら、アメリカの仲間の依頼で子供の治療をすることに。
主訴はいわゆるストレスなのでが、イライラしたり、学校に行きたくなかったりと子供だからこその主訴。お母さんが鍼灸師でいろいろ治療を試しているのだが、効果が今一ということで今回のモデルを希望されました。

写真:中央のベッドで寝ているのが患者さん。かわいい。お母さんが病状を説明中。


子供の治療って難しいです。
何でって、まずは会話にならないでしょ。そして、自分の体のこともわかっていませんし。ましてや治療を受けるなんて状況では緊張しちゃって余計に。ってことで、治療中の写真撮影は遠慮しました。カメラのシャッター音って、意外とうるさいんです。

で、治療が終わった後にお礼がしたいと言って、なんと手品をしてくれることに!かわいいでしょー。


先生がカードを1枚ひきます。


よーく、シャッフルして…。


あなたの選んだカードはこれですね!的な!会場から拍手。


その後、昨日同様にお互いに実技をします。2日目の今日で簡単なまとめが入ります。今回の参加者も皆熱心です。アメリカ、カナダ、ブラジルなどから参加しております。


で、この写真は何かというと、実際に習った治療を受けてみたいという希望者に治療をしているところ。全員紺色の作務衣を着ているでしょ。今回の講師メンバーです。右から2番目に田坂先生もいるでしょ。


こんな感じであと残すは1日です。早いなー。

そうそう、治療以外の写真も紹介しましょう。
これが今回の会場のホテル。ここの1階に入ります。外から。


ここ。入り口に看板が出てます。


ね。Acupuncture Seminar(鍼セミナー)って書いてます。


鍼灸を学びたいって人の気持ちは、国が違っても、年齢が違っても、学歴なんかが違っても関係ないですね。ホントに。人のせいにしたり、患者のせいにしたり、先生のせいにしたり、学校のせいにしたりしません。自ら学ぶ気持ちの強さが、その人の鍼灸を素晴らしいものにしますよ。本当に。

明日のセミナーが終われば、あっさりの帰国でやんす。淋しい。