東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 福島に行ってきました

2015年05月25日イベント

5月22日から24日までの3日間、福島県郡山市で全日本鍼灸学会の学術大会が開催され、教員達で参加して参りました。
東洋医療総合学科の学科長である波田先生と、臨床教育専攻科の学科長である菅原先生の二人は学会の仕事もあり金曜日からの参加、その他のメンバーは土曜日からの参加と、なんだかバタバタしておりましたが…(笑)。

写真:手前左から、私、宮川浩也先生、大久保先生、後ろ左から川井先生、菅原先生。


細かい内容は置いといて(笑)、最終日のランチョンセミナーは長年本校の臨床教育専攻科で教鞭を取られている宮川浩也先生による『お灸のイロイロ』でした。ランチョン(luncheon)とは『昼食会』の意味で、お昼ご飯を食べながら参加できるセミナーのことです。ほんで、座長が菅原先生という東京衛生コンビでした(笑)。

写真:菅原先生のメガネに注目。何用かはわかりますね(笑)


写真:菅原先生による紹介を聞く宮川先生。


セミナー開始!写真のスライドに写っている道具が、何に使われるかわかっている人は随分と勉強している方です。


日本伝統鍼灸学会の事務局長を担当している私ですが、かれこれ10年以上学会に関わり、宮川先生ともいっしょにお仕事させて頂いておりますが(宮川先生は副会長です)、やわらかい雰囲気で面白い先生なのですが、やはり古典の話をすると超専門家です。そして、先生はご自身の治療院の名前を温灸院にしているくらいのお灸好きです。お灸が好きで、古典が好きな先生ならではのセミナーは、初学者はもちろんのこと、ベテラン鍼灸師や学校でお灸を教える先生方にとっては必須の内容となってます。ちょこちょこ笑いを入れながら、あっという間の1時間でした。

セミナー終了間際に菅原先生から一言。『先生(宮川)、何かお灸を勉強する上でお薦めの本などありましたら紹介していただけないでしょうか』と(笑)


じゃーん!って感じで(笑)最初から最後まで充実した1時間でした。宮川先生のお灸の本については後日ブログで紹介しますよ。(『温灸読本』 宮川浩也著 医道の日本社)


ちなみに、参加したこの学会、全日本鍼灸学会の会長は、我らが後藤修司先生(東京衛生学園専門学校校長)です!