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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 ツボの試験
2015年06月06日授業の様子
ツボって体にいくつあるか知ってますか?写真:試験中
学校でツボの授業を担当している私ですが、実は知りません!
知らないというと問題ですね(笑)、正確にはツボって新しいものがどんどん発見されているので把握できていないと言えば良いでしょうか。
写真:ワダ君に注目(笑)
古代中国では人と自然・宇宙を一つの統一体と考えて、人やその体も天と地である自然に対応していると考えていました。これを天人合一(てんじんごういつ)といいます。自然と人が同じであるなら、自然に四季があるように人の体にも1年のリズムがあり、1年は日数にすると365日あります。この、天に関わる数字は同じように人の体にも影響していると考え、昔のツボの位置は365日といわれていました。現在、WHOでは361穴(ケツ)を世界基準としております。
写真:いい感じです!
つまり、学校の教科書のツボも361穴。
これらは国家試験に当然出題されます。
ってことは、覚えるしかない。
覚える為、先生は心を鬼にしてテストと行います(笑)。
写真:シホミも頑張ってます!
写真:コウノさんは余裕だな(笑)
写真:コサカも黙々と書いてます。
写真:ユカもすらすら書きます。
写真:おっ、タカザワさんが悩んでいる…。
写真:みんな頑張っております!
361穴には並び順がありますので、1穴目から最後までの中から100カ所を穴埋め形式で出題します。
この試験、東京衛生学園では1年生の時に実施しているのですが、まー、人は忘れる生き物ですからね(笑)。2年生になっても行っていきます。
写真:試験は大変だけど、やらないとなかなか覚えないからねー。
1年生の時には教科書の説明とイラスト見ながらお互いの体にシールを貼って覚えるのですが、2年生ともなるとこれらのツボに実際に鍼をしたり灸をしますので、実は今まで以上に覚えやすのです。そんな試験中の様子です。