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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 銀鍼廃止?(笑)
2015年06月09日授業の様子
6月ですね。先月の異常な暑さの為か、梅雨入りしたのがおかしな感じがします。体調を崩しやす時期なのに、今年は余計に負担となってます。さて、今年入学した1年生の鍼灸実技の進行状況を報告しましょう。
鍼は、鍼管(しんかん)と呼ばれるチューブに片手で鍼を入れる片手挿管(かたてそうかん)という技を練習しながら、TP(このブログを見てくれている方はご存じですね 笑)に鍼を刺す練習に入っております。
写真:キガワ君に片手挿管をダイキ。同じ名前(笑)
学校のカリキュラム(学習計画)が新しくなって初めての卒業生を3月に送り出したのですが、細かい見直しをしながら授業内容の変更(微調整)を行っております。例えば、東京衛生学園専門学校の鍼実技と言えば、和鍼の銀鍼とステンレス鍼、そして中国鍼というこの3つを3年間の授業で行っていきますが、なんと、今年はまだ銀鍼をやってません!
ふーんと思う人は、他校の学生さんや鍼灸師さんでしょう。
しかし、東京衛生学園専門学校の卒業生だったら、なーにー(-_-;)!って感じでしょう(笑)
いや、銀鍼を使用しないわけではないですよ、これからやりますよ。でも、3年間の到達目標の変更、そしてその目標から逆算して3年間の授業内容を考えていくと、銀鍼を使用しないほうが良いということがわかってしまったのです(笑)。いやー、私は良い時代に鍼灸師になりましたよ。日本の鍼メーカーさんの近年の技術のは本当に素晴らしい。鍼という道具があっての鍼師、艾(もぐさ)があっての灸師ですからねー。
写真:オオクボさんに片手挿管中のノブ。真剣。
全国の鍼灸学校で実技指導している先生方は、自分達が指導した学生さんの技術を見て感動したことがあるのだろうか。感動するくらいの技術を教えているのだろうか。
写真:あー、カメラ目線来ちゃった(笑)
東京衛生学園専門学校の3年生のお灸の技術は本当に素晴らしい。お灸の卒業試験なんか見ていると、ここ最近はうるうるしてしまうことがあります(/_;)。
でも、お灸(オキュウ)なんですよ…(笑)。私の中では鍼(ハリ)は感動する技術レベルに達していないんです。
がしかし(笑)、いよいよ鍼のそのレベルに行けそうです。
詳しい授業の内容はこれから小出しに紹介していきます。