東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 災害対策

2015年06月17日今日の東京衛生

忘れもしない311。東京衛生学園専門学校も防災を今まで以上に考えるようになりました。

私の実家は岩手県です。沿岸の津波の被害は今となっては説明するまでもなく、それはそれは恐ろしいものでした。あの日、私は学校の教務室にいたのですが、歩行困難な揺れを体験したのは生まれて初めてのことでした。交通機関は麻痺し、本校の臨床施設に通っていた多くの患者さん、そして学生さんと我々職員は、学校で一泊しました。幸いにも食糧の調達もでき、ベッドや毛布は十分にあったので、一夜の乗り切ることはできました。

で、毎年のように行われていた防災訓練は強化され、万が一に備えて学校での備蓄も行われております。本日は、そんな学校の一部を見て頂きましょう。

写真:校内の備蓄品リストを手に東洋系の皆で確認に向かう。


写真:総務課主任の九島さんが解説中!


写真:まずはある場所の食糧を確認。これは全て飲料水です!写真の6倍の量があります。あっ、念のために背景がわからないようにしてます(笑)


写真:そしてここ。でかい貯水タンク!中医研の太田先生がいるのはなんと東京校のある場所。私も長年東京衛生で仕事をしていますが、初めて足を踏み入れました(笑)


写真:タンクの上に乗る鎌田先生(笑)


写真:で、ここには大量の食糧。ワカメごはんに興味津々の三枝先生は手前の青いシャツ(笑)


写真:ここは、見ようと思えば学生さんでも見ることが可能な場所です。立ち入ることはできませんが。


東京衛生学園専門学校の建物はお世辞にもキレイとは言えません(笑)。あっ、汚いという意味ではないですよ。古いといういう意味です。でも、耐震設計で安全は確保されていますし(理事長の自慢でもあります)、こういった見えないところに安心があるのです。見た目で判断できないと言えば、図書室の蔵書もですね。関東圏内の鍼灸学校で、うちより蔵書のあるところは無いですよ。本好きとしては最高です。

学費っていろんなところに使われているんだなーって思いました。
こういうのも学校選びの参考になるかな。