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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 《お知らせ》亜東書店さん来ますよ!

2015年07月06日お知らせ

亜東書店(あとうしょてん)さんは、中国、台湾、香港、韓国からの輸入図書を販売している専門書店で、そして我々にとっては宝の山となる東洋医学関係の図書を販売しております!そんな亜東書店さんが、東京衛生学園専門学校で年に2回校内販売をしてくださいます。普段なかなかお目にかかれない東洋医学の専門書が教室いっぱいに並ぶのはちょっと感動です(笑)

販売日は7月13日の月曜日です。


場所は6階の化学実験室。お昼休みの12時40分には販売開始しておりますので、このブログを見てくれている卒業生の皆さんも是非この機会にご利用下さい。

さて、図書販売となるといつも学生さんに質問されるのが「先生のお薦めはどれですか」ってやつです(笑)
お薦めって難しいんですよね。鍼灸学校の学生さんなら誰もが一度は読んだほうが良いと思う本を紹介してはあげるのですが、もう少し具体的に質問して欲しい。

例えば、「ツボについてお薦めの本はどれですか」「脈診についてお薦めの本はどれですか」「鍼灸の古典を読むならお薦めの本はどれですか」という具合に。

一番困る質問は「良い本はどれですか」というやつです(笑)。
私もある先生の説明を聞いて納得したのですが、良い本を知るためにはたくさん本を読んで、悪い本も知っているからその逆である良い本もわかるんだと。自分にとって良い本が、他人にとっても良い本かはわかりませんからね。

じゃー私はどうしているかというと、全買いです。
ぜーんがーい(笑)。発売した鍼灸関係の本はすべて買う、そして目を通す。

鍼灸の本を買うということは鍼灸界への一つの貢献だと思っています。どんなに良い本でも、誰も買わないといずれ絶版になってしまいます。今本を買える我々が買っておかないと、今後鍼灸師になりたいという学生さんがあの本を欲しいと思っても手に入らないってことになります。現に、先輩方が買わなかった為に今の我々も買えない本って結構あるんです。だから、鍼灸関係の本は買わないとダメです。私の尊敬する先生方は、本を書いている方が大勢いますが、その先生方も他の先生の本を買ってますし読んでます。

だから、私が思う超一流の先生達に共通しているのは本を買っていることです。

本は宝です。確かに安い買い物ではないです。でも、同じ職業の大先輩(多くが)、自分の鍼灸経験を惜しみもなく文章にしてくれているということを考えただけでも、経験と苦労が手に入るというのは本当にありがたいことなんです。