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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 《受験生必読》授業料何故高い?

2015年07月08日受験生必読!

夏休みまであと1ヶ月を切りました東京衛生学園専門学校。日曜日や夏休みと言ったら体験入学会ですね。とくに夏休み中の8月の体験入学会には多くの受験希望の方が参加して下さいます。そんな入学希望者にとって学校の気になる点の1つに挙げられるのが学費です。学費。3年間でお金がいくら掛かるのかです。で、他校の見学に行った方や比較した方からよく質問を受けます。なぜ他校に比べて授業料が高いのかと。最近では質問される前にお知らせしてます。
※今日のブログは文章長め(笑)。卒業生は文章飛ばして写真だけ楽しんで「いいね!」すればいいかな(笑)。

写真:先生は白じゃないのでわかりやすい(笑)


写真:内田真弘先生。神奈川衛生学園専門学校、横浜国際プール治療室室長。多くのスポーツ選手や格闘家の治療からトレーニングまでおこなうプロフェッショナル。ムキムキの見た目からは想像できない(笑)繊細な治療で、患者さんの息遣いから(呼吸)に注目して様々な疾患の治療を手掛ける。


職業訓練校である専門学校。鍼灸学校に求められることって何でしょうか。

当たり前ですが、1つは国家試験に合格すること(免許が取れること)。そして治療ができるようになること。

写真:一番左にいるのはファンキーこと…


写真:高橋雅明先生。鍼灸師って東洋医学のイメージが強いですが、実は学校の授業や国家試験の出題は西洋医学のほうが多いんです。そんな東西の両医学を駆使して臨床をおこなう先生は埼玉で開業されています。西洋医学の病気の授業を自身の臨床経験も踏まえて講義される先生の授業はとても貴重で重要。


当たり前ですよね。
自動車学校に通ったら、免許がとれないと困りますし、運転ができないと困ります。

でも、多くの鍼灸学校でこの2つの当たり前ができていないのです。

それは、現在の鍼灸免許取得に関する問題もあります。3年間という短い時間とか。
でも、だからと言って免許だけ取れればいいやってことにはならないですよね。だから、当たり前に免許が取れて、治療ができるようになって卒業させたい。それが本校の思いです。そうなると、勉強はしなければならない。宿題も多くなりますし、練習もしなければならない。効率のよい授業システムを常に考え最高の授業を提供しなければならない。そしてその時に最も重要になるのが人材です。

先生です。

写真:ここのグループは…


写真:石塚僚司先生。石塚先生は本校のご近所さんでもある牧田総合病院の中医クリニックで普段臨床をされている中医鍼灸の専門家。


あっ、私のことでは無いですよ(笑)。誰に教わるのか、何人に教わるのか。
技術を身に付ける時、つまり実技の授業で教えてくれる先生が1人しかいないのと、数人いるのならどっちがいいですか。臨床をしている先生としてない先生のどちらに教わりたいですか。先生がいつでもいて質問できるのと週に1回しかいないのとどちらの環境がいいですか。

経営的に言ったら少ない先生で大勢学生さんを見たほうが得なのでしょう。でも、それで国家試験に合格するのだろうか。そして治療ができるようになるのだろうか。鍼灸ってそんなお手軽に身に付くものなのでしょうか。

身に付くわけないじゃないですか。

3年生の臨床実習。学生さんが患者さんの治療を実際に行いますが、4名程度のグループを7つ作って行われます。つまり、この授業だけで先生が7人。しかも、ベテラン揃いで東京衛生の授業のことも理解して頂いている先生方。このブログ中の写真の7人がそうです。

写真:ここは…(-_-;)


写真:小川卓良先生。先生は、私も臨床教育専攻科の学生時代に大変お世話になりました恩師の一人です。鍼灸師で知らない人はいません。肩書きいっぱいありすぎて紹介できません。新宿にある鍼専門杏林堂は超有名。


だから、教える側を必死なんです。本校に授業に協力して下さる講師の先生方は、普段自分の治療院や勤め先があるのに、そこを何とか工面して指導に来て下さります。正直、自分の治療院で仕事していたほうが患者さんの為ですし、本人も樂ですよ。でも、後進の為に協力したい、東京衛生だから協力すると言ってくれす方々です。

写真:マッサージ指導中の衛川先生は本校の卒業生でもあります。


写真:治療中の学生さんを見守っているのは根岸先生。根岸先生も本校の卒業生。群馬で開業しています。


写真:宮脇先生も本校の卒業生。埼玉を拠点に臨床と指導で大変お忙しい中来て頂いております。


これだけのことを授業でやろうと思うと、その位の学費になってしまうのです。でも、これだけのことって、繰り返しになりますが、国家試験に合格すること(免許が取れること)と治療ができるようになることなんですよ。だから、うちより学費が抑えられていて、学校に行く日数が少なくて、そして国家試験の合格率が良くて、治療ができるような学校があれば素晴らしいですよ。ホントに。東京衛生学園専門学校ではこれが精一杯です。

東京衛生学園専門学校が一番だなんて言いません。ただ、他校と比較してみて下さい。何が違うのか。
そして、自分が何を学びたいのか考えてみて下さい。
今週の日曜日7月12日体験入学会があるので自分の目と耳で確認してみてはいかがでしょうか。