東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 2015大掃除

2015年12月18日授業の様子

3年生は卒業写真撮影も終わり、国家試験に向けてラストスパートなわけですが、1・2年生はというと楽しい楽しい冬休みまでもうすぐです(笑)。

そんなわけで、今年も1年お世話になった実技室を徹底的にキレイにしようってことで大掃除しました。


東京衛生学園専門学校は医療系学科が4つある大きな専門学校です。校舎も大きいし教室もいっぱいあります。だから、本校の職員は先生以外も事務の方々や掃除を含めた校内美化を担当されている方々と大勢いらっしやいます。だから校内はいつもキレイですし、実技室もキレイです。


でも、実技室は授業が終わる度にクラスで床清掃をします。
クイックルワイパー業務用です。最強!


もともと本校の実技室のベッドにはシーツが敷かれていたのですが、実技授業が多いので汚れることも多く、シーツをやめて各自バスタオルを2枚持って来て、1枚をシーツ代わりに敷いて、もう1枚を体にかけるようにして使用しています。なので入学するとバスタオルが2枚同窓会からもらえます。ちなみにこのバスタオルは学年によって色が違います。中学の内履きみたいでしょ。がしかし、このバスタオルから発生する綿埃がすごすぎて困っていたところ、学生さんが自ら掃除したいと言い出して数年前からやっております。


自分達が使用した実技室を自分達で掃除する。当たり前のことなんですが、鍼灸専門学校で行われているところは少ない。学校によっては「授業料払っているのになんで掃除しないといけないんだ」って学生さんが言ってきたこともあると聞きました。うちでそんなこと言ったら往復ビンタしますよ、私が(笑)

だから、冬休みに入るこの時期に大掃除も徹底的に自分たちでやりましょうってことですよ。


東京衛生学園の卒業生によく言われることに以下のことがあります。
1.お灸の練習&宿題やっててよかったです
2.鍼デビューしました!(他の入職同期のスタッフより早く)
3.掃除やってて良かったです


そうです(笑)、これが意外と大事なんですよ。
治療室のどこが汚れやすいか、どう掃除すればいいか。毎回掃除していると、掃除しようと思わなくても汚れには手が出るようになります。キレイなのが当たり前になるんです。治療院に就職すると、こういった基本的なことが出来ているかいないかで多くのことに差がでます。


よく武術で心技体っていいますよね。鍼灸師に必要な体はもちろん、東京衛生学園専門学校では徹底的に技術を身に付けます。では、心はどうか。

残念ながら心まで指導できるような技量は私にはありません。


でも、気付いたら心が育つようないろんなことを巧みに組んでいます。

授業内容とそのレベル。
口うるさい教員と講師。
年齢バラバラだけど仲の良いクラスメイト。
そして、実技室清掃。

さーて、もうすぐ楽しい冬休みだー(笑)