東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 ジャパンタイムズと鍼灸

2016年05月25日大希のつぶやき

ジャパンタイムズ (The Japan Times) をご存じですか。
日本の英字新聞です。日本の新聞ですので、日本のことが英語で書かれています。
このジャパンタイムズの5月25-27日号に鍼灸のことが載っています。



今年の11月5日(土)、6日(日)に茨城県つくば市の国際会議場で「WFAS」(ウファス)の学術大会が開催されます。あっ一部東京でも開催されます。「WFAS」とは「世界鍼灸学会連合会」のことです。鍼灸の世界的な学会ですね。その学術大会が日本で開催されるということです。今話題のオリンピックみないな感じです。このWFASですが、実は1993年の京都で第3回の学術大会を開催して以来、23年振りの日本での開催なんです。この学術大会は中国の鍼灸スタイルとは異なる「日本鍼灸」の良さを世界に発信し、国内の医療関係者から国民の皆さんに、鍼灸をアピールする絶好のチャンスと考えているようです。鍼灸って聞くと、痛い、熱いのイメージがどうしても先行していますからね。そんな誤解から鍼灸の魅力まで伝えようと学会は考えています。ってことで、その宣伝も兼ねてジャパンタイムズに記事が掲載されたってわけです。

今回の大会は日本の大きな学術団体である「全日本鍼灸学会」と「日本伝統鍼灸学会」の共催で開催されます。言わずもがな、「全日本鍼灸学会」の会長は、本学園の理事長後藤修司です!「日本伝統鍼灸学会」は私と田坂先生が昨年度まで事務局を務めておりました形井秀一先生が会長を務める学会。先生は本校の臨床教育専攻科の講師でもあります。そんな二つの学会が協力して学術大会を開催したことは何度かあるのですが、WFASの学術大会を開催するのはもちろん初めてのこと。大会テーマを「美しき鍼灸」と題し大会は開催されます。この間、大会前日から本校は授業がお休み。



さて、理事長が関わっているってことで、ジャパンタイムズの方々が本校の取材に来られました。私が担当して放課後の実技室での練習の様子を説明したりしたのですが、学校の授業の様子も少しだけ記事になってます。残念ながら学校の名前は出ていませんでした(笑)。その後、実際の鍼灸治療の様子を写真に撮りたいとのこで、翌日、私が本校1階の治療室で治療中のところを撮影に。治療中の様子や鍼を持っている手の様子などを撮影されていましたが、スポンサーの関係でカットになっていました(笑)。



あわよくば載れるかなとか思っていましたが、そんな感じです。よって、私の手ではなくスポンサーさんの鍼を持っている手やお灸が写真で紹介されています。しかし、なんと私が治療で使用している治療ワゴンだけが運良く掲載されました(笑)興味のある方は新聞をゲットして下さい。あっ、写真や一部の様子はジャパンタイムズさんのホームページからから見ることができます。私の治療ワゴンも(笑)