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【鍼灸マッサージ師】 白石鍼灸治療院院長 白石宏先生の講演会を開催しました

2016年07月29日広報室より

7月21日(木)、東洋医療総合学科の同窓会「掌友会」主催による講演会が開催されました。
講師は白石鍼灸治療院 院長・白石宏先生。鈴木大地、伊達公子、福士加代子、シカゴベアーズなど、国内外の一流アスリートを鍼灸マッサージでサポートし、数多くの後進を育成し続けている、スポーツに関わる鍼灸の世界ではその名を知らぬ人がいないスペシャルな先生です。
白石鍼灸治療院webサイト 白石宏先生のプロフィール

東洋医療総合学科・臨床教育専攻科の学生たちで講演会場はいっぱいになりました。

白石宏先生講演会-1

講演ではさまざまなスポーツ選手との関わり、治療でポイントにしたことなど、選手名やチーム名をあげながら具体的なエピソードを交えてお話しいただきました。「どうしたら強くなれるのか、という興味から入っていく」「結果が出ないと次は呼ばれない」「人の身体、フォームを見るのが大事」「痛みをチェイスする」など、長年にわたって一流の現場に携わった先生ならではの、魅力的なキーワードの数々に会場も盛り上がります。

白石宏先生講演会-2

講演の後は、「ストレッチ鍼」のデモンストレーション。学生をモデルにして、脚の可動域を確認。「少し硬いので、柔らかくしていきましょう」と、触診、刺鍼。どんな治療をされるのだろう?と学生たちも息をのんで注目します。治療後、再び可動域を確認すると、「えーっ!」と思わず会場から声が漏れるぐらい、脚の曲り方が大きくなりました。

白石宏先生講演会-3

最後に、学生たちへのアドバイスとして、「技術だけでなく、仕事に対する情熱を大事にしてほしい」「大切なのは感謝の心」ということを伝えていただきました。いまも仕事・勉強が大好きで、「国家資格をとって30年。今60歳を過ぎても、まだまだ上達しています」という白石先生の熱くポジティブなメッセージは、学生たちの心に響いたのではないでしょうか。
 
ちなみに本校(後藤学園)の理事長 後藤修司と白石先生は旧知の仲とのこと。会の終了後、久しぶりの再会ということで、昔話や近況を報告しつつ旧交を温められていました。

白石宏先生 後藤修司理事長

白石鍼灸治療院には本校の卒業生もこれまでに数名就職しています。現役の学生たちにとって、未来、夢を思い描く機会になったと思います。