東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 2016夏TP

2016年09月06日授業の様子

暑い日が続いておりますが、夏休みも終わり皆宿題を提出してきました。近年1年生の夏の宿題は、恒例のお灸(今年は100壮×40枚=4000壮)とTP(トイレットペーパー)への鍼の刺入です。

ちなみに興味のある人達のために使用している鍼を紹介しましょう。
〇カナケン社製 『カナケンディシポ鍼 輝 4P』(ステンレス寸3-5番(40㎜‐0.24㎜)です。50本刺してきます。


TPに隠れていますが奥に小林先生がいて鍼の数をチェックしています(笑)


宿題のチェックをしてもらっている最中に、私がお灸の実力をチェック。
竹の上に半米粒大の艾炷(ガイシュ。お灸のことね)並べてもらって、サイズと形を確認していきます。おかしな形は私の指でピーンってはじかれます(笑)


夏休み中の練習の成果を確認すべく、よーいスタート。
1年生のうちに100壮のお灸を10分以内に行える技術を身に着ける。
それが東京衛生学園専門学校の灸実技のレベル設定です。



じょじょにお互いの身体にお灸をはじめています。
今日はお灸未経験の方への対応を考えて足のツボにお灸をする練習。5分以内に必要なことを全て伝えて、患者さんに納得してお灸を受けて頂くためには多くの説明が必要です。お灸って何?熱いの?火傷しない?何に効くの?などなど。


説明が済み次第お灸開始。みんな手際良いです。ほとんど同じリズムと時間で進行しているから、みんな同じ姿勢になってますね。手際が悪いとまだ準備中だったりしますが、皆上手です。教えている先生がいいからねー(笑)


さて、いよいよ今月には自分の足に、そしてお互いの足に鍼を刺しはじめます。いやー、ここまでの基礎の基礎の基礎の練習時間が長かったねー。まっ、それが東京衛生学園専門学校の鍼灸実技の特徴とも言えますが。