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【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 頭にお灸 上星(じょうせい)

2017年01月13日授業の様子

全然ブログの更新ができていない(-_-;)。
ってことで、少し言い訳をしてみよう。
1.愛用のノートパソコンが壊れてしまった。まっ、約6年も使用したので仕方ないか。頑張ってくれた。
2.治療院のネット環境が代わってしまい、なぜがブログのページに繋がらない。いろいろやってみたが駄目だった。
3.忙しいような気がする。
って、わけで、3番は置いといて、1と2は実は重要である。ブログをやっている人はわかると思うが、ブログの更新っていうのは、更新したい時にするのが重要であり、時を逃すとずるずると先送りされてしまう魔物が潜んでいるのだ。

ということで、少し前の事を振り返ってみようと思う。

2月に入り1年生の鍼灸基礎実技はいよいよ2年生への進級がかかった最後の試験を残すのみであるが、これは少し前のもの。
手足にお灸の練習をしていた1年生ですが、頭にもやり始めました。


みんなでやるとこんな絵になります。


ミチコがマキちゃんにやっている。髪の毛の生え際から少し上の部分にある「上星(じょうせい)というツボ」。


髪の毛をヘアピンで分けて、ツボにお灸をしやすい状態を作ります。お灸を作るテクニックよりも、この状態を作るほうが難しかったりする。ちゃーんと分けないと髪の毛が燃えます(-_-;)


キレイな円錐状のお灸に火を付ける瞬間です!


これは、高橋画伯による上星のツボの位置を示したイラスト。


この日は夜の1年生も同じ授業でしたので、ここからは夜のクラスの写真です。

ミクちゃん、カメラ目線で面白い顔しなくていいよ(笑)


絵になる人が寝ている!!


ってことで、りょうちゃんがお灸を受けるとこです。


カイト…目がいやらしいな(笑)


苦戦している男性陣にもう一度デモを見せる田坂先生。


男性陣髪を分けるのが下手(笑)。っていうか女性陣が上手なのかな。ハルナ寝てます(笑)


夜に描かれた高橋画伯の絵。微妙に違うね(笑)


頭の灸で、髪の毛の短い人にやるのが難しいんです。だって短すぎて分けることができないので、やっぱり少し毛をカットしたりする必要があります。長い人と無い人はやりやすい。私と同じ坊主頭のウチダさん。よーく見るとどこにお灸をしたのかわかるでしょ(笑)


さて、この上星(じょうせい)穴ですが、顔にあるパーツの症状に非常に効果があります。つまり、目、鼻、口の症状です。
とくに有名なのは花粉症の治療ですかね。鍼なら太目がいいですし、お灸ならなおいいです。この上星は別名があるツボなのですが、一つが「鬼堂」もう一つが「神堂」っていいます。鬼と神って、天使と悪魔じゃないけど、まったく反対の意味ですよね。こういう古代中国人の叡智が詰まったツボというのは臨床で用いると、こりゃまた素晴らしい効果を発揮してくれちゃたりするんです。鍼灸師の皆さんは別名をヒントに治療に用いてみて下さい!