東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 国家試験まであと4日

2017年02月21日今日の東京衛生

国家試験がいよいよ今週末です。今年も会場は巣鴨の大正大学。
3年生は自分を追い込み、追い込まれで勉強しまくっています。私が写真を撮りに行っても誰も反応しない。
寂しいような、嬉しいような、複雑な今日この頃です。


川井先生が解剖学の復習中。
国家試験科目は共通12科目+はり師ははり理論、きゅう師はきゅう理論、あん摩マッサージ指圧師はあん摩マッサージ指圧理論が加わりますので、まっ、13科目って感じです。解剖学と生理学は出題数が多いので、これが得意かできるかで合否の大きく影響してきます(-_-;)


と、三年生の邪魔をしないように静かに維道。
ってことで1年生の授業の様子というか試験の様子。私が担当している鍼灸基礎実技のペーパー試験の様子です。


どんな試験か興味のある方の為に公開しましょう(笑)
教科書名で言うと「はりきゅう理論」の内容になりますが、「鍼灸基礎実技」の試験ですので、理論を踏まえて実技的な内容も出題されます。


業界の偉大な諸先輩方の功績、伝統、技術を学んで欲しいので、人物名も試験に出ます。
皮内鍼を発明した赤羽幸兵衛先生のお名前は教科書に出てきますが、井上恵理先生や大喜多七郎先生のお名前を知らない若い鍼灸師が多いです。東京衛生では知ってて当然の名前。このブログを見て大喜多先生を知らなかった方は調べてみて下さい。ヒントはこの写真の中にありますけど。


ちなみに実技科目の試験なのでこんな問題も出ます。
他人に言葉で説明できるレベルでないと、わかっているとは言えません。知っているレベルです。それでは、はり師という名の鍼刺師にはなれても、治療家にはなれないね。超一流の。


こんな問題もでます。真面目に。


上の問題、「ももいろクローバーZ」でないところがミソです(笑)
百田夏菜子(赤:静岡)、玉井詩織(黄:鹿児島)、佐々木彩夏(桃:神奈川)、有安杏果(緑:埼玉)、高木れに(紫:神奈川)。ここまでが「Z]になったメンバーです。これに早見あかり(青:東京)が加わります。はい。で、大事なのはこの後、「なぜこのような問題が鍼灸実技のペーパーしけに出題されるのかも考えて答えなさい」ですよ。残念ながら正解者はいないようですし、これは卒業した後にわかってくる問題なんですが…。いろんなことを教えたいし、学んで欲しい。技術と知識だけじゃダメなんですよ。

みんな頑張って書いてます。正面から。


まっ、そんな東京衛生学園専門学校の今日この頃です。