東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 はり師きゅう師国家試験

2017年02月27日イベント

26日の日曜日、大正大学に行ってきました。受験の為、違います(笑)

そうです、鍼灸学校最大のイベント国家試験会場がここ大正大学だからです。ってことで、早起きして3年生を激励してきました。本齲、東京衛生学園専門学校の教員養成課程である臨床教育専攻科を卒業して学校の先生をしている人は大勢おりますので、いろんな学校の先生や卒業生に会います。同窓会状態です。


ももクロ好きの卒業生に遭遇(笑)。3人とも学校の先生です。


会場に長居しても仕方ないですし、学生さんは受験会場の建物に入ってしまいますので、我々も移動します。
今年伝道掲示板の内容はこれです。耳が痛い…(-_-;)


さて、いつもは建物の中でお茶でも飲んで温まって、「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれるのお寺、高岩寺(曹洞宗萬頂山高岩寺)にお参りに行くのですが、先日調べものをしていたら、あの先生のお墓が巣鴨にあることを知り、今回はそちらにも行って来ました。


あの先生がどの先生か、興味のある方は調べてみて下さい。ちなみに先生と私は呼んでいますが、鍼灸関係ではないですし、お会いしたこともないです。ちょこっと先生のことを紹介しますと、日本の年号が「昭和」から「平成」に変わった時に、当時の内閣総理大臣だった小渕首相が「平成」って書かれたプレートを掲げた場面がテレビで放送されましたが、その「平成」を選んだ、決定した人です。日本の年号を決めた人ですよ!。この「平成」ですが、中国の歴史書である「書経」や「史記」に登場する言葉です。「昭和」も「書経」に登場します。ちなみに、国家試験会場の大正大学の「大正」はこれまた中国古典「易経」(占いの書であり学問の書です)にある言葉です。

これらの歴史書や四書五経と呼ばれる書物は、鍼灸を勉強すると古代中国医学古典の勉強をすることになり、そして古代中国の思想書を読みたくなるという順番で、勉強していくと辿り着きます。
墓石のまわりの雑草取って、お花と線香あげてきました。



そこから高岩寺に行ってお参りして、「ときわ食堂」でお腹いっぱいになったら丁度試験の終了時間。で、もう一度みんなの顔みて試験後の感想を聞いて、昼の3年生は集合写真を撮りたいっていうのでこの感じです。


いやー、私も問題解いてみたのですが、午後の東洋系がちょっと点数の取りにくい問題が多い!というのが素直な印象です。過去問だけ勉強していれば合格できてしまう、そんな試験ではダメだと思いますが、国家資格を取得するにあたって必要な知識を確認することは当たり前の事なので、出題方法をもう少し工夫してくれてもいいのではないかなーと思いました。あとは、3年生の頑張りを祈るだけです。

こんなドキドキすることはなかなかないですよ。