東洋医療総合学科Blog

モクサアフリカ(Moxafrica)参加頂きありがとうございます!

2018年01月31日イベント

25日に開催された「モクサアフリカ(Moxafrica)講演会」。緊急開催でありましたが、SNSでの告知&皆様のシェアのおかげで、無事に終えることができました。ご協力頂いた皆様本当にありがとうございます。


うちのAVホールが良い感じに人で埋まりました!


この日は1年生の授業担当が体調不良の為、これまで急遽授業変更に。ってことで、なかなか無い機会ですので夜間部の1年生は特別授業として参加が決まりました。後ろの席の白衣集団が1年生。講演が終わったら静かに退室して、『次の授業へ。


2時間の講演は、前半がお灸についての説明、後半がモクサアフリカ(Moxafrica)についてという構成でした。右がマーリン先生、左が伊田屋先生。マーリン先生の英語のスピーチは全て伊田屋先生が通訳して下さいました。


なんと世界では全人口の1/3にあたる人が結核菌に感染していると言われております。そして世界の死亡原因の内、感染症では結核が第一位にあげられ、2014年には世界で150万人もの人が死亡しているんです。そんな中でもアフリカでは、結核とHIV(AIDS)との複合感染による結核も多く、毎日2000人もの人が亡くなっているそうです。このような状態は貧困地域で非常に多く、それに対して日本の透熱灸が活躍しているというのは、私の一人の「きゅう師」として、自分の仕事の可能性をいろいろ考えさせられました。


鍼灸師の多くは治療院などの開業スタイルでの仕事が多いです。よって、治療院に来れる患者さんがその対象となります。小さなな箱の中で仕事をしている、そう思っていましたが、自分達の国で生まれた技術が遠く離れたアフリカの地で行われているという事実。鍼灸師という職業をいろいろ考えさせられます。

前回の講演の後は、先生方とお食事しながらいろいろお話できたのですが、今回は都合によりまた次回ということに。今年、モクサアフリカの活動はちょっと大きな取組が紹介されました。日本国内でおこなわれるその活動(研究)は画期的なものになると思います。みなさん、これからもモクサアフリカ(Moxafrica)に注目して下さい!

これからも東京衛生学園専門学校はモクサアフリカ(Moxafrica)の活動を応援します!