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治療院訪問記

東洋医療総合学科:卒業生の治療院訪問記 その9 ~やっぱりあマ指編~

2011年07月15日治療院訪問記

 東洋医療に関する国家資格には、はり師・きゅう師だけでなくあん摩マッサージ指圧師もあります。“マッサージ”を業として行うにも資格が必要であることは一般的にはあまり知られていませんが、資格が無いと保健医療福祉分野では働くことができません。

 尾名高典子先生は在学中から有名な鍼灸治療院で研修を行い、1996年に当校を卒業した後、老人病院での鍼治療やリハビリ、鍼灸接骨院での鍼治療やマッサージ治療と様々な経験をしながら東洋医療での治療技術を磨き、現在港区麻布十番で女性専門の治療院「アジアート」を開業されています。
 「忙しい女性たちが“のんびり、気楽な”気持ちを味わえるように」との想いから、治療ブースも “癒し”を重んじたとっても落ち着いた雰囲気です。また「患者さんのニーズはほとんどがマッサージ」とのことから基本的には全ての患者さんにマッサージを行なっているそうです。けど、“癒し”だけではありません。
 「患者さんの症状や状態にあわせてマッサージでの刺激量を調節したり、時には鍼灸も行なったり」などあくまでもメインは“治療”です。「治すだけなら鍼灸で十分だけど、患者さんの“こころ”に働きかけるにはマッサージの方が良い」と尾名高先生。長きに渡って治療技術を磨いてきたからこそ言える言葉だと思います。

 東京衛生学園では3年間で3つの国家資格の受験資格を得ることができます。“キュア”の要素が強い鍼灸も“ケア”の要素が強いあん摩マッサージ指圧も3年間でみっちり学習していきます。同じ3年間東洋医療の資格を目指すなら、やっぱりあマ指もあった方が卒業後の可能性が広がるのではないでしょうか。
 

学科長:光畑 昇

写真:尾名高典子先生(メダカも一緒に写ってます)、治療ブース
 

尾名高先生 アジアート治療ブース