治療院訪問記

東洋医療総合学科:卒業生?の治療院訪問記 ~番外編~

2011年08月01日治療院訪問記

 毎年スポーツトレーナーを目指して当校に入学してくる学生さんが多数おります。私も高校生の時からトレーナーを目指し、大学卒業後に当校に入学したそんな中の一人でした。(けど何で今教員をやっているのかを知りたい方はこちら
そういうわけで私も東洋医療総合学科および臨床教育専攻科の学生時代、スポーツ関連の治療院「スポーツケア」で見習い・トレーナーとして働いておりました。そんな縁もあり院長の田中博明先生にはご無理を言って、現在当校の体験実習を引き受けていただいております。

 私の師匠である田中博明先生はプロ野球西武ライオンズでのチーフトレーナーを経験した後、スポーツケアを開院し、院内での治療を行ないながらJリーグの東京ヴェルディ、そしてサッカー日本代表チームが始めて出場したフランスワールドカップの帯同など、トレーナーとしては最高の活躍をしております。そんな経歴のある田中先生の治療院には私が在籍していた頃も一流のスポーツ選手が先生を頼って来院しておりました。(ちなみに私は体重140kgの力士さんをマッサージしたことがあります)また、当事は当校リハビリテーション学科でPNFの授業を担当する市川繁之先生と一緒に、スポーツケア・PNF研究所としてトータル的にスポーツ選手をサポートしておりました。
 こんなにすごい経歴をお持ちの田中先生ですが、全くそんなことを感じさせない本当に面倒見の良い先生なんです。私がスポーツケアをやめる時も文句一つ言わずに「お前が選んだことだから」と認めてくれ、更に「いつでも遊びに来い」とまで言っていただけました。また、当校を1999年に卒業した楠木徳幸先生も私と同じように田中先生に大変お世話になった人です。そんな彼は現在三鷹市新川で「スポーツケア三鷹治療院」の院長として活躍しています。

 あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを業とするには学校選びはもちろん大切ですが、師匠と呼べる人と出会えるかどうかということも大事です。当校の多彩なカリキュラムで指導いただく先生方や数多くの卒業生たちなど、未来の師匠と出会える可能性が大きいということも当校のウリの一つなのではないでしょうか。

学科長:光畑 昇 

写真:田中博明先生(今現在でも私の師匠です)、治療ブース、受付の一部(スポーツ選手の方々からです)
 

田中先生 スポーツケア治療ブース スポーツケア受付