天津通信

東洋医療総合学科:天津留学通信4 ~日中交流会編~

2011年12月06日

提携校の「天津中医薬大学」に留学し、最低気温がマイナスのとても寒い日々を送っている金崎さんから、メッセージが届きました。
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寒さで、あまり外出したくない今日この頃ですが、私は学校の図書館で勉強をすることが多くなりました。学校の図書館は4階建て。1階は、針灸の専門書が置いてあり、2階は自習室、4階はパソコン室になっています。

図書館は毎日8時~夜9時30分迄開館し、多くの学生が利用してます。土日になると座る場所がないほどです。中国人学生は、毎日ここで熱心に勉強しているので、館内は静かです。

さて最近の楽しみは、服の安いお店が集まっている場所や電気店等へ、クラスメイトや一人でバスに乗って行くことです。ようやく地理的にも慣れてきました。値切れるお店もあり、中国語で交渉して楽しんでます。店員さんから「あなたは韓国人ですか?」とよく言われます。市内には韓国人留学生が多いことを知り、納得しました。

先週は、天津中医薬大学の針灸科中国人学生3年生20名と、日本人学生6名での交流会を行いました。中国人学生は日本語授業を2年間受講していて、日本語で雑談形式の交流会でした。1組3~4名の中国人学生と出身地や特産品、日本で行ってみたい場所、休日の過ごし方なども話しました。とても和やかな雰囲気で進行しましたが、話が通じない時は、ノートに単語を書いて理解してもらいました。日本の温泉については、興味深々に聞いていました。

先日、中国語の授業で習字をしました。(写真上)けっこう上手く書けたと思っています。1枚は中日友好、もう1枚は伝説(伝を中国語の漢字→传と書きました)クラスメイトはみんな初体験で、楽しく書いていました。

下の写真は、以前衛生学園に来られていた李桂兰先生の治療室です。李先生と衛生学園卒業の伊庭さん、中国人学生と一緒に撮影したものです。 治療室には、沢山の患者さんが来られています。中国人学生も常に3名くらいが研修していて活気があります。学生さんや患者さんに、中国語で話をしたり質問をさせてもらうと、親切に答えてくれます。治療中の李先生と患者さんは、和やかな雰囲気で会話しています。信頼関係の良さを身近で感じました。

今年も残り1ケ月をきりましたが、一つ一つ頑張って良い年を迎えたいと思います。
金崎1206? 金崎1206?
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金崎さん!天津での生活にも慣れ、 工夫しながら勉強も着実に身につけているようですね。寒さに負けず、良いお年をお迎え下さい!