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天津通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信26　～留学準備　前編～

2014年07月10日

天津留学中の金崎さんから、留学準備について書いていただきました。
前・後編の2回にわたり、細かく記載されていますので、大変参考になります。必見です！
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○持ち物（日本から持参した方が良いと思う物）
衣服：天津の気候は春と秋の過ごしやすい季節が短く、5月から始まる夏の暑さと長い冬の期間が特徴です。特に冬場の気温は－10度近くにもなり、風が冷たく足元、顔（耳）が特に冷えます。その為冬場は手足と顔（首）を覆う服装や小物が必要となります。

・ヒートテックのようなインナー　「取り扱っているお店は天津市内にありますが、日本より値段が少し高いです。」
・耳あて、マフラー、ネックウォーマー（フェイスウォーマー）　「耳あてやマフラーは天津市内いたる所で売っていますが、ネックウォーマーは天津でみかけません。」
・下着、靴下　「日本から持参することをお勧めします。品質は日本で販売している物が良いと思います。」
・Tシャツ　「デザイン的に日本人が好む商品は現在少ないかと思います。」
・シューズ　「有名外国メーカー品（ナイキ、アディダス等）は日本で購入した方が安く、また種類も豊富です。」
・白衣　「附属第一病院や近所の書店等で購入の場合は１００元（約1600円）くらいです。しかし現在半袖白衣に関しては、丈の長い白衣しか販売してなく5月～9月の期間は病院内がとても暑いです。その為日本で着なれた半袖白衣を持ってくることをお勧めします。」
・PM2.5対応マスク　「日本で購入することをお勧めします。天津市内のセブンイレブンやインターネットで購入できますが、白色のシンプルなマスクは少ないです。」　

自炊に必要な調味料や食材等 ：日本で購入した方が安い、お勧め商品を紹介します。
・日本製調味料（ソース、醤油、めんつゆ等）　「伊勢丹デパートにありますが、種類は少なく、そして高いです。」
・日本製食材等（麺類　ソバ、うどん、そうめん）、ふりかけ、すし太郎等のちらし寿司の素。その他チョコレート　「麺類ではスーパーに生のうどんやソバに 似た乾麺が売っていますが、味は日本製とちょっと違います。ふりかけは天津で購入すると日本の3倍以上します。またチョコレートの場合中国産は少し苦い物 が多く、日本製の方が美味しいです。」コーヒー、紅茶類「中国ではコーヒー常飲する人は日本より少なく、日本製の方が美味しいです。また天津喫茶店市内は喫茶店が少なく、コーヒー1杯の値段も高いです。２５元（約４００円）くらい」

その他の生活品
・中国語辞書、参考書類
「私はCanonのWordtank を使用しています。手書き機能があり、例文等の機能も豊富です。他のメーカー品はわかりませんが、手書き機能付き電子辞書をお勧めします。また中国語を天津に来てから勉強される方は、日本で発音に特化した参考書を購入されるのが良いかと思います。日本人が中国語を学ぶ際、最もネックになってくるのは発音だと思います。ちなみに私が日本で購入した書籍は「中国語発音の基礎」NHK出版　上野恵司　著です。」

1枚目の写真は、5月12日天津テレビ局で放送された様子の1枚です。外国人が病院の針灸科で学んでいる様子が、約5分間放送されました。ちょっとしたインタ ビューも受けました。当時スロバキヤ共和国やギリシャの医師らも一緒に研修をしていました。放映翌日患者さんから、「テレビ観たよ！」「ちゃんと映ってた よ！」と言われ、嬉しいような照れくさいような感じでした。

2番目の写真は、天津市内で毎月1日に発行されている、「JIN」という日本語で書かれた無料情報誌です。飲食店の紹介が主流の内容ですが、日本人同士のクラブ活動の紹介等も掲載されてます。例えば野球、サッカー、バドミントン等のクラブ活動や中国人との交流会の紹介です。こういう場で、天津在住の日本人駐在員の方々と交流を図るのも良いかと思います。」

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後編につづく、→後編

「天津留学通信をもっと読みたい方は…」
こちらから→http://www.teg.ac.jp/itn/content1-2.html