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天津通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信33 ~新年の抱負/郭義院長との語らい~

2015年01月08日

留学から4ヶ月、上柿さんからのメッセージです。


新年あけましておめでとうございます。

東京衛生学園の皆様は来たる国家試験に向けてご奮闘されていることと存じます。中国より全員合格を祈願いたしております。
私どもはこの1年の抱負を語学授業内で語らい教室の壁に掲げました(写真)。12月31日まで授業がありながら、1月4日(日)からすぐ授業が始まります...笑

さて、最近は少し足を延ばした散策をすることもありますが、親日的な中国人によく出会います。
それを最も感じたのはタクシーの運転手なのですが、6回乗って6回とも「あなたはどこの人?」という質問から始まり、「日本人です。」と答えると、いきなり知っている日本語を話し出す場合もあれば、日本語を知らない運転手さんも「いやあ、今の発音良かったよ。上海人より聞き取りやすい。」と空前のギャグをかましてくれる場合もあります。共通しているのは、タクシーを降り、扉を閉めた後に発車せず笑顔で手を振ってくれることです。

日頃生活する学内は日本人に限らず外国人が多く在籍していますので、諸々のアクシデントに対応する中国人従業員の温かさに触れていますが、学外におけるいわゆる現地の方のやさしさに触れることが多いと感じる今日この頃です。


<学習進捗>
語学授業は早くも4ヶ月経とうとしています。3つの科目(リーディング、リスニング、スピーキング)を同時進行していますが、まもなく初級テキスト(写真)がすべて終わります。中国語の知識ゼロで来ましたのでなかなか感慨深い思いでおります。
現在の語学レベルは、固有名詞などを辞書で調べさえすれば自分の意志を大方伝えられ、標準語の発音で行われる語学授業はほぼ聞き取れるようになりました。
しかしながら、私のいる天津は標準語ではなく“なまり”があり、習った言葉が天津弁で全く異なる言い回しになってしまうのはもとより、同じ言い回しでも四声が異なるものがあり、実用レベルはまだまだ先が長いです。
いよいよ語彙を一気に覚え込む段階に差し掛かっていると感じています。


<中医学交流>
我らが兵頭明先生とご関係の深い天津中医薬大学鍼灸学院の院長でいらっしゃる郭義先生とお食事をご一緒することができました。(写真)
会食の折には、郭義先生がご指導されている中国人大学院生を多くご紹介いただきました。また、中医学の最先端の動向や日中間の展望などを気さくにお話くださいました。数多くの貴重なお話を伺うことができ、大変有難い時間でした。
上柿拓真 天津留学通信150108-1 天津留学通信150108-2 天津留学通信150108-3 天津留学通信150108-4