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天津通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信44 ~天津 夏の風物詩~

2015年08月07日

今回は金崎さんより。天津の夏を彩る風物詩アラカルト。

(1)トランプゲーム

学校北門近くの交差点での写真です。夏場は夕方頃から夜11時頃まで約20名以上の多くの男性(まれに女性も)が1テーブル4名くらいで、椅子に座りトランプゲーム(ギャンブル)をして盛り上がっています。立って見学している人も多くいます。
夏の時期は上半身裸でいる男性が多く、刺青をしている人もよく目にします。

(2)二頭かき氷店
冬は天津甘栗、そして夏はかき氷で最も有名な店です。天津市内では暑い時期に、かき氷店が何店舗も開店しており、外で食べている光景をよく目にします。

この写真は夜の11時。この時間でも多くの人が行列につき、その横に設置してあるテーブルで食べています。冬の栗の時期は朝10時頃から、夏のかき氷は夕方6時頃から夜遅くまで行列がとぎれないです。かき氷の値段は15元(300円)前後で、量的には2,3人前の量があります。



マンゴー味は氷、シロップ、練乳、果肉とバランスが良く溶け込んでおり、すごく美味しかったです。夏の夜に女性と“かき氷デート”するには、良い場所です。

(3)軍事訓練
毎年大学の夏休み(7月初旬)に入ると2~3週間、運動場を中心とした敷地内で大学1年生の軍事訓練が行われます。この時期朝7時頃になると、運動場から訓練中の声が寮の部屋にとどいてきます。


真夏の7月中、毎日午前7時頃から昼休みをはさんで、午後5時くらいまで、歩行訓練、整列訓練、全員で歌を歌う等の訓練を行っております。ちょっと観ていているだけでも大変つらそうな訓練です。日本人学生にもこのような訓練の機会があれば良いと思います。

(4)紙銭
亡くなった人があの世に行っても、お金に困らないようにという思いを込めて、専用の紙銭を焼く風習です。



1年中外の道路で目にする光景ですが、私は夏の夜にみかけることが多く、天津での思い出の一つです。

金崎さんは4年間の留学生活を経て、この夏日本に帰国されました。が、まだまだ写真とネタがあるということで、引き続きこのページでお届けしていきたいと思います。