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天津留学通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信54 ~新たな留学がスタート!~

2016年10月03日

先日、2年間の天津留学を終えた中後さんと上柿さん
お二人とバトンタッチするように、9月から天津中医薬大学の留学をスタートさせた田中悠理さん!
田中さんの天津留学通信第1号です!
 

◎留学準備
 前年度から先輩方と情報交換をしながらの準備でしたので、天津に到着後もスムーズに手続きを行うことができました。
 基本的なことは先輩方が詳しく留学通信にも書いていらっしゃいますので自分自身が身を以て感じた事、気をつけたい事について書かせていただきます。
 一つ目は証明写真です。こちらは到着後の手続きで各種書類を提出しなければいけないのでその際に必ず必要になります。もちろん中国でも撮影はできますが、その度に撮っていたら余分なコストと手間がかかります。
 続いてお金です。こちらは予め8万円以上は用意しておくといいかと思います。初月の準備や生活費に充てるお金ですが、遅くて一ヶ月公費の納入が遅延する場合もあるので多めに準備しておくと不便なく過ごせるかと思います。
 その他、天津には天津中医薬大学をはじめ天津大学や南開大学など各国から留学生を受け入れている大学が多々存在しています。9月のこの時期は入国管理局や専門病院は中国人だけにとどまらず外国人留学生でごった返しています。もし仮に不備があった際には学校単位ではなく一人で行かなければいけません。一人で現地まで行くのも大変ですが手続きを一人で行うのも相当大変です。不備がなかったとしても、予期せぬトラブルがあった場合には以上の事を自身でやらなければいけません。常に心構えは必要だと感じました。
 因みに今年から入国に際し必要な身体検査を行う病院がかなり遠くなったそうです、中医薬大学から片道で1時間半はかかる場所なので天津に留学をお考えの方は、日本での身体検査はしっかりと受けてから来た方がいいと思います。本当に遠いです。

◎語学学習
 9月1日に入寮や入学の手続きを済ませ、3日後には語学能力を問うテストが行われました。
 私は日本で既にHSK4級を取得していたのですが、こちらのテストは難しく感じました。恐らく5級以上の能力が問われます。簡単な口頭試問も行われそれによってクラス分けがされます。私は授業を見てから決めたいと先生に志願して後日、高級班と初級班を両方見学させて頂きました。
 高級班では最初から中医薬の言葉の勉強から始まり、初級班では声調の発声練習から始まります。今年は留学生が少ない関係からか中級班が存在しておらず、中国人と流暢に会話できるレベルか中国語を今まで勉強したことのないレベルか。といったところでしょうか、語学能力に不安があった私は初級班を選択させて頂きました。
 初級班は韓国、ベトナム、タイ、モンゴル、朝鮮、ケニア、トルクメニスタン、そして日本人の私という各国からの留学生で構成されています。皆それぞれ中国語のレベルも違い、初級班ではないけれど高級班でもない私のようなレベルから、拼音の発声練習からスタートという生徒まで様々です。
 先生も中国語だけでなく英語も織り交ぜてとても分かりやすく説明して下さいます。
 どうしても分からない生徒には先生から「田中、教えてあげて」というように私自身の勉強にもなり、生徒間で教え合いながら授業を進行しています。人数も少ない、レベルも違う、だからこそ出来る学びも沢山あります。
 私自身現在の授業には全く苦労はしていないのですが、やはり学校の中と外では全く違います。話すスピード、語法、発音、学校で勉強しつつ外でも普通に会話ができるようにこれからも精進したいと思います。

語学クラスの仲間


◎中秋節
 9月15日から17日まで中秋節で学校の授業は休講になりました。
 中秋節といえば月餅、以下の写真は天津中薬大学の月餅です。
 月餅は味が様々で、私たちが普段想像するような甘い餡のものは南の地方で食される種類のもので、天津や北京ではクルミやナッツが入っており甘さが控えめで水分が少なめのものが有名だそうです。中医薬大学月餅もその一つで、クルミや香草が入っていました。私は比較的好みの味でしたので以下の写真の5つ全て頂きました。かなり満腹になります。
 地方によって食される味が違うとは言ったものですが、やはり圧倒的に人気なのは甘い餡が入っている月餅です。因みにハーゲンダッツでも月餅は売っていました。月餅と言っていいのかアイスなのかは分かりませんが、とても美味しかったです。

月餅

中秋節

名前入り提灯


◎学校行事
 学校生活が始まり、新入生歓迎会や語学学習のスタート、学内での在学生との相互学習、毎日とても刺激のある生活を送っています。
 その中でも特に刺激的なことが外国語サークルに行ったことです。
 突然在校生が部屋に来て、語学に興味のある生徒が集まって勉強会を開くのだけれど良かったら来ないか、来て損はしない。という話だったので行ってみたところ100人以上いる学生たちの前でいきなり自己紹介をさせられる、というものでした。
 しかも驚きなのが、その自己紹介を聞いて自分の勉強したい語学を決める。という何ともシビアなものです。よく考えたら全員中国語で自己紹介しているのに何の判断基準で決めていたのでしょうか。
 言語は日本語、韓国語、英語、広東語の4種類でした。それぞれの代表が自己紹介をするというものなのですが日本人が私しかいないので自動的に自己紹介をすることになりました。
 初回の勉強会には40人以上も集まって頂き、50音の発声練習をしました。
 特に中国人の方々で難しかった発音が「さ行」「た行」「ら行」などの発音です。中国語の発音で「zhi」「chi」「shi」「r」と舌を巻く発音があるのですが、同じように日本語の発音でも舌を巻いてしまうので、この事を説明するのがとても難しかったです。
 勉強会は毎週末あるので自分自身の勉強にもなりますし、学生の方とも交流が深まります。最近ではランゲージパートナーがかなり増えたので分からないこともすぐに友達に聞くことができます。
 次週は拗音と濁音の発声練習です。これからがとても楽しみです。

外国語サークルでの自己紹介


◎病院見学
 学校が始まって一ヶ月も経ちませんが、既に語学をある程度クリアしている私は病院で治療を見学できないかと考え、三焦鍼法、醒脳開竅法を実践されている有名な韓景献先生のもとを訪れたところ先生のご厚意もあり、後藤学園の卒業生なら是非来なさいとお話を頂いたので、月、火、木曜日の週に3日、午後の診療をご一緒させて頂けることになりました。
 私自身日本で韓先生の講演会には何度となく足を運んだこともありますが、このように中国で間近に韓先生の治療を見れる事はなかなか出来ない経験なので、このご縁を大切に日々精進していきたいと思います。
 抜鍼の際に患者さんと話す機会も多く聞き取れないことも多々あるのですが、中国人の患者さんはとても優しく接して頂けるので、日々とても充実した実習を行えています。今日一日で何が出来たのか、出来なかったのか。少しずつクリアにして出来ることをもっともっと増やしていていきたいと思います。

韓先生と2ショット
田中悠理
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