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天津留学通信

【鍼灸マッサージ師】天津留学通信62 ~1年間の留学の成果と天津中医薬大学の新校舎~

2017年07月10日

 6月に入り、天中賓館のエアコンも一斉に使えるようになり、より快適な留学生活を送っています。
 日本ではだいたい、この時期は梅雨に当たる季節かと思います。ここ天津は何度も書かせていただいています通り一年を通して日本よりはるかに乾燥しておりますため、仮に天気が30度を越したとしても日本ほど暑くないです。連日35度を越す猛暑が続いておりましたが、湿度が高く無いせいかカラッとしています。

<語学学習>
 さて、ついに語学学習も今月の期末テストをもって終了となりました。テストの内容も口語・リスニング・読み書き、どれも難易度は高くなっており、特に読み書きのテストでは穴埋めや読解に加え「杏林・陰陽」について作文を書くという内容の問題もありました。今でもこの「杏林」という単語は医学に関する言葉として大学の名前にもなっていますが、元々は中国の有名な医者が治療代の代わりに杏の木を植えさせ、それが林になったという昔話から由来しています。その内容に加え、「陰陽」の説明を作文にするという少し難易度の高いテスト内容でした。陰陽の内容に関しては完全に自分の理解の範囲になってしまいましたが、基本的にはある程度説明できたのではないかと思います。
 こちら天津に来た時はタクシーのおじさんや屋台のおばちゃんが話す言葉を理解するのも精一杯でしたが、今となっては普通にコミュニュケーションを取れるようになりました。天津に来て私が感じた事は、語学そのものは母国語としている国に行けば誰でも話せるようになるし誰でも聞き取れるようになる。もちろん、ある程度のレベルに達するまでの時間に個人差はあると思いますが、何度も言うように日本人が中国語を習得するのは外国人に比べ簡単です。しかしながら中国語をネイティブに話すですとか、中国人並みにペラペラになるには少なくともHSKの6級を合格してから、そこからがスタートだと私は思っています。自身まだHSKの6級のレベルには達していませんが何度も言うとおり語学学習にはゴールは決して無いので、これからも専門的な医学用語や口語も含め、精進していきたいと思います。

<天津中医薬大学新校舎>
 例年噂のあった天津中医薬大学の校舎移動。私自身、正直移動したくないのですが、現在の校舎の老朽化と土地の関係で移動せざるを得ないとか。現在住んでいる天中賓館から実習をさせて頂いている病院がとても近く(天津の中心街も近いです)、これが新校舎に移動してしまうと自動的に新校舎からこちらの病院に通わざるを得ないのです。片道、距離にして大体30キロほど、往復にして60キロになるわけです。少し不便です。それに加えてまだ公共交通機関が整っていないので様々なところで非効率なのです。元々この学期が終わると同時に移動になる予定でしたが、延期となりました。正直ホッとしなかったと言えば嘘になります(笑)
 新校舎は今どのような状態になっているのか…少し気になったので、新校舎に行ってみる事にしました。タクシーで行くとつまらないので、自転車で行く事に。
    
天津中医薬大学新校舎までの道のり1

天津中医薬大学新校舎までの道のり2




201707101419_4.jpg

 天津の中心街から自転車で30分ほど走ったところになります。
 写真を見て頂ければ分かると思いますが、30分走らせただけで空がとても広くなります。道の途中でよく見かけるのが入居者のいないマンション群。まるで中国経済を物語っているかの如く堂々と佇んでいます。
 自転車を走らせること1時間半、ついに天津中医薬大学新校舎に到着しました。

天津中医薬大学新校舎に到着

こちらは国際学院側です。
そして

国際学院1

国際学院前

 こちらは校舎側になるわけですが、とてつもなく敷地面積が広く、工事をしていたおじさんですらどこからどこまでが何なのか、全然検討もつかないと言っていました。本当に大きく、端から端まで自転車の移動でないと苦労するくらいの広さでした。未だにいつこの校舎が完成して、そしていつ移動になるのか。まさに「天晓得tian1xiao3de(神のみぞ知る)」です。

 こうして一年の語学学習期間も終わりを迎え、語学能力が成長するのはもちろんのこと、中国で沢山の人と接していく中で対人関係のスキルも身についたのではないかと思っています。元々人付き合いが上手ではないのですが、基本的な部分はどの国に行っても全く同じで、語学学習の前提にあるのは伝えようとする意思の強さであって、何より間違いを恐れて伝えない事が一番成長の妨げになるのは誰でも理解できる事だと思います。きっとそれは語学学習だけでなく、様々な事に精通する事だと思います。そうしてそこからスタートした語学学習も終了し、来学期からは病院での実習がいよいよ始まります。まだまだ未熟な語学力ですが、今後も言葉の学習と同時進行で病院実習にも励んでいきたいと思います。

留学仲間との記念撮影 

田中悠理
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