リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】オリエンテーションセミナーに密着!~その1~

2015年07月08日リハビリ

1年生が入学して約3ヵ月が経ちます。そろそろ学校生活にも慣れてきた頃でしょうか。
しかし、理学療法士の勉強は始まったばかり。
入学時のモチベーションを保ち、高い志を持って学び続けるために、
6月27日(金)~28日(土)、リハビリテーション学科の1年生(37期生)を対象に「オリエンテーションセミナー」を実施しました。

「オリエンテーションセミナー」は本校の特長的な授業のひとつです。
目的は、理学療法士の役割とは何か?を考え、リハビリテーション全体の認識を深めること。
実際に障がいを持った方とその方の担当理学療法士にお越しいただき、お話しを聞きます。
障がいについての理解を深め、これをもとにリハビリテーションのあり方についても考えます。
また、オリエンテーションセミナーは1泊2日の宿泊行事。学年全員で行う宿泊行事は最初で最後です。
これから3年間を共にするクラスメイトと親睦を深める機会でもあります。

~1日目・午前中~
10時 開会式。専任教員の内藤先生より開会の言葉。
続いて森島学科長のお話し。


スライドに映されたのは、数年前電車で見かけたという、とある学校広告の一文。
「女子高生をしっかりした社会人に変える力が、ただ聞いていれば済む講義にあるだろうか」

では、これをリハビリテーション学科の学生さんに置き換えたとき、どうでしょうか。
「皆さんを患者さんに役立つ理学療法士に変える力が、ただ聞いていれば済む講義にあるだろうか?」

机上での学習も大切ですが、理学療法士は「ものを考える力」、「問題を解決する能力」が必要です。
2年生、3年生で行う臨床実習では、机上で養った知識をベースとした現場での適応能力が求められます。
本校では、理学療法士を育成するにあたり、オリエンテーションセミナーをはじめ、さまざまなカリキュラムを用意しています。
「3年間共にがんばっていきましょう」というメッセージが込めれた、森島学科長のお話しでした。

次に、教員による講話です。この講話では、教員の好きなテーマで自由にお話しします。
今回は、生まれも育ちも大田区・大森の後藤先生が、大森の食事処、おすすめスポット、穴場スポットを紹介!
学生同士で打ち上げや食事をする機会も多くなるかと思います。これで店選びには困りませんね!


続いて、アイスブレーキング。
アイスブレーキングとは、緊張をほぐし、チームワークを高めるための取り組みです。

まずは、「コミュニケーションワーク」。
時間内に、できるだけ多くのクラスメイトに声をかけ、自分との共通点を2つ見つけます。
住んでる場所、好きな食べ物、趣味・・・などなど、共通点はなんでもOKです。
意外な共通点を見つけ、あちこちで盛り上がる声が聞こえました。

一番、多く声をかけた方は、なんと10人!
今まで話したことがなかった人とも話す機会になりました。


次に、新聞紙を使ったチーム対抗ゲーム!
道具を使わずに、新聞紙を細長くちぎり、制限時間内にどれだけ長くできるかを競います。
ゲームが始まる前に、3分間の作戦タイム。みんなで意見を出し合いながら作戦をたてます。


そしてゲームスタート!
作戦通りにいく順調なチームもあれば、勢い余って途中で新聞紙が切れてしまうチームも!
もちろん、途中で切れてしまってはダメです!

新聞紙1枚でこれだけ盛り上がるとは、思いませんでした!
1位のチームの新聞紙は、約10メートルの長さに!チームワークが良くなるアイスブレーキングでした。

午前中のプログラムはこれで終了。
午後は、障がいをもった方と担当理学療法士との意見交換会です。
「オリエンテーションセミナーに密着!~その2~」に続きます。