リハビリテーション学科Blog

第2回体験入学レポート ~理学療法士はカッコイイ?~

2015年07月22日リハビリ

理学療法士をめざすリハビリテーション学科 第2回体験入学を7月11日(土)に開催しました。
今回、参加者アンケートで最も反響が大きかったのが「卒業生の話」です。



本校を卒業し理学療法士として9年目、桜ヶ丘中央病院に勤務する小野雅之さんの話は、「私 は“カッコイイ大人”になりたいと思っていました」…そんな変化球から始まりました。

●学校選びについて~社会人の立場から~
大学卒業後、営業マンとして働いていましたが、「もっと人の人生に関われる仕事、人の生活を良い方向に変えていけるような仕事をしたい」と、理学療法士をめざすことを決意しました。
学校選びで重視したのは、まず「3年制」ということ。理学療法士の仕事にとって1年の差がいかに大きいか─これは実際に働く中でさらに強く実感しているところです。
そして「勉強できる環境、雰囲気」。自腹を切っていくわけですから、3年間しっかり学びたいという思いがありました。いくつか学校を見学した中で、図書室が一番充実していたのが衛生学園。また、自習室が学生たちで満席だったのもプラスポイントでした。
もう一つ、学校の「歴史」。それまでの社会経験もありましたので、卒業生が多いということが、病院での実習や就職で有利に働くことは感覚的に分かりました。



●理学療法士が働くフィールド
理学療法士というと、白衣を着ているイメージがあるでしょうか?私も始めはそう思っていましたが、今日着ているポロシャツ、これが私のユニフォームです。
病院内に勤務する理学療法士もいますが、私は在宅部門で「訪問リハビリ」「地域包括ケア推進リーダー」、この二つをメインにして働いています。
自分の手と体と頭を使って、目の前の人の状態を良くしていく、または悪くなるのを予防する。理学療法士にとって、このベースは変わりません。ポロシャツを着て、身一つで患者さんの家に伺う訪問リハビリの仕事は、理学療法士が働くフィールドを広げていくプロセス、チャレンジだと考えています。
理学療法士の知識と技術を活かせるフィールドは、今後もどんどん広がっていくのではないでしょうか?

●理学療法士はカッコイイ!
理学療法士の仕事の魅力、あげ始めれば切りがありません。
患者さんだけでなく、その家族や関係者の生活、人生を改善できるのが理学療法士です。介護やサポートが必要だった人が自立できれば、周りの人の生活、気持ちにも余裕が生まれるからです。
赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる人を支えることができる仕事です。ネガティブなイメージで語られがちな「高齢化社会」を良い方向に変えていく、お年寄りが元気に生活できる世の中にする、そんな役割も理学療法士が担っていくはずです。
このような仕事を実現できるかは、単に資格をとるだけでなく、資格をとった後どれだけ勉強するか、知識と技術のレベルをどれだけ上げていけるかにかかってきます。ここも大事なところです。私もいま一生懸命勉強を続けています。

どうでしょう? 理学療法士はカッコイイ、と感じ始めていませんか?



体験入学では、「卒業生の話」の他、「学科紹介」「模擬授業」「キャンパスツアー」「在校生とのトーク」「個別相談」、約3時間半で理学療法士の仕事、本校の特徴を凝縮してお伝えします。
次回の体験入学は8月1日(土)13時~。高校新卒で本校に入学し、今は理学療法士として3年目の卒業生(女性)がお話します。皆様のご参加をお待ちしています!

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