リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】運動学実習~バランス・歩行・ダンベル~

2016年02月09日リハビリ

3年間で理学療法士をめざす専門学校、リハビリテーション学科の1年生の授業紹介です。
前回は、運動学実習の動作分析、呼吸・代謝の様子をお知らせしました。
今回は、姿勢制御、歩行分析、筋電図の様子もお伝えします!

5階の教室には、姿勢制御のグループが実験をしていました。担当は堀切先生です。
三角形の機器に乗り、前後左右に体重移動させると・・・

運動学実習2-1

このようにデータをとることができます。青い線が体重がかかっているところ。
「前に体重をかけてください~」と、指示を出しながら測定を行います。

運動学実習2-2

こちらも姿勢制御のグループ。
細い板の上に乗り、バランスを取っている学生さん。開眼時、閉眼時で板に乗っている時間を計測します。
板の細さも数種類あり、ちょっと楽しいアトラクション感覚。賑やかな教室での実習でした

運動学実習2-3



機能訓練室では、歩行分析のグループ。井上先生が、パソコンの操作方法を説明中です。
機能訓練室には、三次元動作解析装置が備わっており、専用のマーカーを人体に装着することで、歩行時の身体の動きがパソコンへと転送されます。

運動学実習2-4

歩行条件(関節角度や歩行スピード)を変えて、実験が進みます。

運動学実習2-5

パソコンに転送されるデータは、こんな感じ。

運動学実習2-6

歩くことは、日常的な動作ですが、改めて測定・分析することは大切です。
基本の動作をしっかり把握し、分析し、考えることが身に付く実習の授業です。


そして最後は、物理療法室で実験中の筋電図のグループ。担当は内藤先生です。

運動学実習2-7

こちらも装置を使ってデータの測定を行います。
まずは、装置を付けるところから。正確なデータをとるには、正確な位置に機器を取り付けなければなりません。
そのためには、今まで学んできた解剖学などの知識が重要です。
筋肉の名称はもちろん、実際にその筋肉を触って位置を確認します。

運動学実習2-8

機器を装着したら、測定開始。
ダンベルを持ち、一定の角度をキープします。この時の筋肉の状態を測定しています。

運動学実習2-9


2月末からは、臨床見学実習が始まります。
約1週間、病院や医療施設へ行き、理学療法の現場を見学します。
入学して初めての病院実習。いろいろなことを吸収してきてくださいね。
 

リハビリテーション学科で理学療法士を目指したい方、学校に興味のある方はぜひ一度ご来校ください。
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