リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】テーピングに挑戦~スポーツ傷害の運動療法~

2016年05月31日リハビリ

理学療法士をめざすリハビリテーション学科の3年生が「スポーツ傷害の運動療法」の授業に取り組みました。

2020年に開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックに向けて、競技スポーツや市民スポーツが盛んになり、理学療法士がスポーツ傷害に対応する必要性も増してきています。

「スポーツ傷害の運動療法」の授業では、スポーツによるケガや痛みから競技復帰までのアスレチックリハビリテーションプログラムについて、実習を交えて学んでいきます。
講師は本校の卒業生で、オリンピック選手などトップアスリートのサポートをしている小泉圭介先生です。

スポーツ傷害の運動療法2

この日は、テーピング実習を行いました。
テープにもさまざまな種類があり、それぞれに特長があります。
どのような傷害・症状にどんなテーピングをすると効果的か、またテーピングの前にチェックするポイントなど、スライドやデモを交えて説明します。

スポーツ傷害の運動療法3

デモの後は学生同士でテーピングを実践。
はじめは、テープの扱いに苦戦していた学生さんも、何度も繰り返すうちにスムーズな手つきに。
足首や膝の他、腰のテーピングにもチャレンジし、相手の反応・感触を確かめながらその効果、コツを実感しました。

スポーツ傷害の運動療法4

この日は、テーピング実習でしたが、この他にもストレッチング指導や肩関節や膝関節のアスレチックリハビリテーション実技など、実際のスポーツ現場で要求されるリハビリテーションについて、理解を深めました。

スポーツの最前線で活躍する卒業生から、現場の話を交えて実技指導を受けられるのはとても貴重な時間ですね。
卒業生がさまざまなフィールドで活躍し指導してくださるのも、伝統校で卒業生の多い東京衛生学園専門学校の強みです。

今回授業を受けたBクラスは、来週から臨床実習Ⅱが始まります。いよいよ治療実習です。
はじめてのことばかりで大変だと思いますが、臨床実習での学びは理学療法士になってからも活かされる貴重な経験になるはずです。
協力していただく患者さん、理学療法士になってから出会う患者さんのためにも、たくさんのことを吸収してきて欲しいと思います。

 


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