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東洋医療総合学科:取穴(しゅけつ)実技授業風景

2010.06.23

学校情報

ツボは専門用語では経穴(けいけつ)と言います。

経穴は経絡(けいらく)と呼ばれる、東洋医学の人体観に存在する、全身の連絡通路です。その役割は、西洋医学で言う、血管と神経をたしたような感じでしょうか。

全身を巡る経絡の道筋と、そこに存在する経穴の名前、解剖学的部位、効能など、授業で習うことはいっぱいです。

そして、実際に経穴に鍼をしたり、灸をする爲には、経穴の位置を正しく確認できることが重要となります。この経穴の位置を取る(触って確認する)ことを、専門用語で取穴(しゅけつ)と言います。学生中に習う全身の経穴、361穴の中でも、とくに治療で使うことが多いのが、背中の経穴です。背中の経穴は体格、筋肉の大きさはもちろん、性別によっても各人微妙に違いますので、クラスメイトの背中を触りまくって勉強します。

多くの学校で、この取穴の授業を設けていますが、東京衛生学園の取穴授業はちょっとした工夫があります。
経穴は左右対称に存在しますので、まずは指定された背中の経穴を5穴(左右で10穴)取穴します。取穴した経穴にはシールを貼ります。その後、先生が一人一人を確認していきます。全員確認後、右のシールを剥がして、左はタオルで隠します。そして、別の人の背中の右側に取穴をし、左側と照らし合わせる。この方法で、短い時間で多くの人の背中の経穴を取穴することができます。

取穴が上手になる方法はただ一つ。何回も反復して取穴を繰り返すことです。
授業中によく学生さんに言うのですが、世間ではイチロー選手を天才の一言で簡単に表現しちゃっていますが、あの人がどれだけバットを振ってきたか想像できますかと。

学校で学べることに、センスは必要ありません。大切なのは努力すること。練習すれば誰だって上手になれるんだから。それだけの環境が、ここにはあります。

取穴に限らず、実技の授業を1回、2回やってみて、「難しいー」なんて、東京衛生学園では言わせません(笑)。

専任教員 高橋大希
 
 

写真上・中 クラスメイトの背中を同じ手で、同じ立ち位置から何度も確認
写真下 シールを張っているのですが、写真が小さくて見えないかな?

東洋:取穴①.jpg

東洋:取穴②.jpg

東洋:取穴③.jpg

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