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学校からのお知らせ

第三者評価を受けました!

2016年06月01日

第三者評価修了マーク  東京衛生学園専門学校は平成27年度に「特定非営利活動法人 私立専門学校等評価研究機構」による第三者評価を受審し、全ての評価項目において「可」の評価をいただきました。

 現在、専門学校だけではなく大学等も含めた学校において「学校評価」が行われております。専門学校における学校評価の基準となっているものには文部科学省が出している「専修学校における学校評価ガイドライン」がありますが、その基となっているのが評価研究機構による「専門学校等評価基準書」です。「専門学校等評価基準書Ver.4.0」では評価基準が学校運営や教育活動など10の大項目に分けられ、さらに37の中項目、65の小項目に分類されており、多岐にわたって評価できるようになっています。
ガイドラインや基準書の中でも説明されてはいますが、学校評価には様々な段階や方法がありますので少し整理してご紹介したいと思います。

「自己評価」
 自己点検・自己評価などとも言われますが、これは「学校の教職員」が、自分の所属する学校における教育活動や学校運営について点検・評価し、学校改善に活かしていくための評価です。自分で自分を評価しますので、客観性に乏しいところがあります。

「学校関係者評価」
 卒業生や保護者、地域住民の方々など、「学校と関係のある外部の方々」が、学校関係者評価委員会というものを組織し、学校の教職員からの説明等を基に、その教育活動や学校運営について評価します。専門学校では「関連企業・団体に所属する者」という、専門職種に応じた方も委員の中に入っていますので、特に教育活動について専門家の立場からの評価をいただくことができます。

「第三者評価」
 教職員や学校と関係のある外部の方々でもない、「学校とは独立した第三者の方々」が、教育活動や学校運営などを適正な評価基準を基に実施する評価です。そのため、評価としての基準もしっかりしており、また、客観性が最も高い評価になります。
 学校運営全般を評価する「機関別評価」と教育活動に焦点を当てて評価する「分野別評価」とがあり、近年専門学校では「分野別評価」の導入に向けて活発な研究が行われています。

 今回本校が受審した第三者評価は「機関別評価」に相当するものですが、評価研究機構による評価を受けている専門学校は全国でもまだ50校程度しかありません。評価を受けることに意義があるわけではありませんが、この経験をもとに、今まで以上により良い学校運営を目指し、さらに質の高い教育活動が提供できるよう努力してまいります。

>>>第三者評価報告書はこちら