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VOICE

猿山 恭之

開業10年目で進学。
治療の幅が広がり、
人間性が高まった2年間でした。

鍼灸マッサージ師養成教員

猿山 恭之 さん

臨床教育専攻科 2013年 卒業

からだ工房さくら治療院 院長
東京衛生学園専門学校 講師

  • 卒業生

今まで固まっていたものが弾けていくのを感じました

開業10年目をきっかけに“人を育てる”ことを意識し、専攻科に進学しました。久々の学生生活は、机に座って授業を受けることがとても新鮮でした。一流の先生方の講義を聞くことで治療の引き出しが増え、視野が広がり、今まで固まっていたものが弾けていくのを感じました。卒業後は、臨床の他に学校の講師も務めています。学生の考えや思いを汲み取り、さまざまな角度からの考え方、選択肢を提示しながら指導しています。私自身が臨床で感じたこと、学んだことを言語化し伝えることで、自分自身の理解も更に深まります。同時に、患者さんとの向き合い方も変わってきました。以前は、治療の結果を早く出さなくてはという意識がありましたが、今は患者さんの話をじっくり聞き、寄り添っていこうという気持ちで治療をしています。

治療家、教育者としてだけではなく、人間性を高める2年間

専攻科での2年間は、より相手のことを考え、思いやりを持ってコミュニケーションを図る術を学ぶ――治療家、教育者としてだけではなく、自らの人間性を高めることにも繋がる2年間でした。
最近では、地域の子供やお年寄りの健康促進・介護予防など地域医療の企画・運営に携わる機会をいただき、新たなフィールドでの活動をはじめたところです。素晴らしい恩師や仲間と出会い、刺激し合いながら、自らを高めていってください。