医療者としてのコミュニケーションづくりの大切さを学び
時代が求める鍼灸師になる。

臨床教育専攻科2年 長坂 仁詩(日本健康医療専門学校 卒業)

恩師が育った環境に惹かれて

以前お世話になっていた鍼灸学校の先生が、東京衛生学園の卒業生でした。 立ち振る舞い、お人柄その全てが医療人としてのお手本でして、その方から、臨床技術をさらに向上させたいなら…という薦めもあり、臨床教育専攻科への進学を決意しました。
入学してみて、最も感動したことは学校全体から、医療と真剣に向き合う雰囲気が滲み出ているということ。
先生はもちろん、クラスメイト・他学科・上級生すべての意識が高く、この環境で自分を磨いていけることに、大きな喜びを感じたことを覚えています。

プロのコミュニケーション力をプラス

東洋医学は、専門的な用語が多いので、それを患者さんに翻訳し、個性に合わせた治療が必要不可欠だと考えています。その実 践のために「愁訴鑑別法」はとても素晴らしい授業だと言えます。患者さんの身体がどういう状況なのかを詳細に聞き、病名を特定、 最も効果的な治療法を多角的に分析する…名物講師の小川卓良先生が展開するハイレベルな授業は、医療者としてのコミュニ ケーションづくりの大切さを常に教えてくれます。ポイントは先生の雑談。授業が難解な時などは、1段階かみ砕いた内容がポロっと 出る貴重なチャンス…まさに片時も聞き逃せない授業です。

時代が求める鍼灸師になる

これまで私が思い描いていた鍼灸師像というのは、街中で見る鍼灸院で活躍するというスタイル。もちろんそれも素晴らしい道だと思 います。しかし、近年の単独世帯・独居老人の増加を受けて、医療過誤や代替医療による事故などが相次ぐ背景を知り、なんとかそ の流れに一石を投じることはできないかと考えるようになりました。その結果、今では一人ひとりのライフプランを総合的にご助力できる“かかりつけ鍼灸師”を目指しています。
そのため、日ごろから医療以外の分野にもアンテナを張り、情報収集する中で、さまざまな人や状況に対応できる柔軟さを磨いていき たいと思っています。

松本 陽子