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天津通信

【鍼灸マッサージ師】天津通信★お仕事編＜５＞　～年越しは北京へ小旅行／中医薬博物館／ホテルを偵察～

2020年01月14日

新年明けましておめでとうございます！
2020年は東京オリンピック・パラリンピックYEARですね。
個人的にはウィルチェアラグビー日本代表を応援している中込です。

家の前にある大きな川｢海河｣が12月中旬より徐々に凍り始め今は９割ほど凍っています。毎日の最低気温はマイナスとなり最高気温も一桁と天津は寒さが厳しくなってきました。耳当てと手袋の大切さを沁々感じています。

今回は海外で過ごす初めての年越しについてお話したいと思います。

12月31日はお休みを頂いて同僚の鍼灸師の先生と新幹線に乗って北京で年越しを迎えました。
天津から北京へは新幹線に乗って30分程で到着。２等車ならば片道55元(900円足らず)で乗れ、座席の足元はゆったりしていて車内もキレイです。

北京に着いて地下鉄で向かったのは２年半ぶりの北京中医薬大学。大学構内にある中医薬博物館に行きました。博物館は建物の３階(中薬)と４階(中医史)に有り入場無料!!



３階は中薬の素となる動植物が所狭しと並んでいて１つ１つに効能や主治の説明書きが付いており中国語(漢字)なのでなんとなく意味が理解出来ました。漢字って素晴らしい。４階には中医学の歴史の他に少数民族医学の展示も有り館内は興味深い物ばかりでつい長居をしてしまいそうになりました。



ホテルは日系のホテルに宿泊。夕方からホテルのロビーでは餅つき大会が行われいて、ついたお餅はその場であんこときな粉を添えて振る舞われ、お餅以外にも日本酒やビール、ケーキ等無料で提供されロビーは沢山の人で賑わっていました。クリスマスツリーをバックに餅つきというのが何とも中国らしいです。



その後、偵察も兼ねて一年の疲れを取りにホテルSPAへ。同業他社を視る事は良い所は今後の参考に、悪い所は自分の施術を見直す良い機会となりとても勉強になりました。
夕食後、ホテルのジムで卓球が出来ると言うので腹ごなしに行ってみる事に。２人共に元卓球部なので対決しようと意気込んでいましたがスポーツシューズを持参しないと出来ず断念。部屋で大人しく紅白歌合戦を見て日本と中国(時差－1時間)の其々の年明けの瞬間に乾杯。
1月1日はお昼過ぎより出勤し元日(中国では1月1日のみ休日)とは思えない程いつも通りの忙しさ。新年の挨拶をする事も無かった為か、未だに年が明けた実感を持てずにいます。中国では1月24日が大晦日、25日から新年です。初めての春節どんな盛上がりを見せるのかとても楽しみです！

最後になりましたがこの一年が皆様にとって幸多き年になりますようお祈り申し上げます。