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学校説明会 ~卒業生からのメッセージ~

2014年06月02日看護学科 通信制Blog

准看護師経験10年以上の方が看護師をめざす看護学科(通信制)の学校説明会が5/25(日)に本校・AVホールで行われました。参加者の皆さまからご好評いただきました、「卒業生の話」を一部ご紹介します。

心のブレーキが外れ、涙が溢れました

7期生 吉野亮子さん

准看護師として12年間、外科・整形外科・内科病棟・手術室等従事してきました。時が経つにつれ、同期入職の友人や後輩が、看護師の資格を取っていき、「このままでいいのかな?」と考える時間が増えていきました。外部での研修やメディアの情報を耳にするたびに「どんなに頑張っても准看だから」とやるせない気持ちになり、職場を変えたりしましたが、社会的評価は変わらず准看護師としての自信を失いかけていました。その思いを友人に相談すると、東京衛生学園のことを教えてくれました。
学校説明会で先生が言った言葉――「ここにいる皆がずっと悔しい思いをしてきています。だからこそ2年間頑張って、看護師の資格を取ってください」。ずっと素直になれずにいた私はその言葉を聞き、心のブレーキが外れ涙があふれました。そして、「どんなことがあっても絶対にあきらめず、2年間で看護師になるんだ!!」と自分自身に誓いました。

2年間頑張ってこれたのは、同じ目標を持った学校の仲間、それをサポートしてくださった先生方のおかげです。そして、応援してくれた家族、友人にも感謝です。年々国家試験も難しくなっているようです。今がチャンスです。私のように、自分に自信が持てずにいた方、悔しい思いをしてきた方、その思いを原動力にぜひ一歩前へ踏み出してみてください。
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これから学ぶ皆さんへ2つのアドバイス

7期生 若松えみ子さん

1つ目は、環境を整えることです。学校へ入学するにあたり、私は家族や周りの人に「協力してほしい」とお願いしませんでした。根拠のない自信があった割には国家試験を落ちた時のことを考え保険をかけたわけです。朝7時に出勤、夜8時半に帰宅し、家事をする。だから勉強できなかった。落ちても仕方ないじゃない。と、どこか逃げ道を作っていたと思います。しかし、国家試験シーズンになり、模擬試験結果の順位があまりにも下位で思わず泣いてしまうことがありました。その姿を見た家族はとてもびっくりしたようで「夕飯は作らなくていいよ」と言ってくれました。そのおかげで勉強時間が30分増えました。もっと早く泣いていたら楽になれたのにと後悔しました。たまには泣くのもいいですよ(笑)
2つ目は、友達をたくさん作ってください。国家試験まであと3か月という時、「もうダメ無理。来年はあきらめた」と友達に話すと、「あと3か月で決めよう。今やらずにいつやるの」と励ましてくれました。常に支えてくれるのは同じ目標を持った友達です。頑張っているのは一人じゃない、同じ思いでみんな頑張っていると思えば2年間なんてあっという間です。
私は合格してから仕事にも人生においても自信を持つことが出来、心に余裕ができました。国家試験に合格した時の感動は今思い出しても涙が出そうです。3年後、この思いをみなさんにも味わって欲しいと思います。
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