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看護学科 通信制Blog

入学志望者の皆様へ:在校生の体験談─自衛隊の仕事をしながら通信制で学んでいます!

2022年11月16日看護学科 通信制Blog

看護学科(通信制)2年生・Sさんからのメッセージです。
 

海上自衛隊で急患輸送に携わる仕事をしています。

私は、海上自衛隊で救難ヘリの搭乗員として、急患輸送に携わる仕事をしています。
准看護師でも不自由なく働くことができますが、救急現場や災害現場を経験するうちに、
より専門的な知識と技術を習得して、人命救助に活かしたいと思い入学しました。

平日のスケジュールについて

平日は、午前4時30分に起床、5時30分から1時間ほど体力トレーニングをした後、
6時30分から17時15分まで勤務しています。
勤務後は、地元の公共図書館で17時30分~20時30分まで勉強しています。

悩みながら試行錯誤した1年半

自衛隊では、月に1~2週間の出張や突発的な災害派遣などでスケジュールが大きく変わることが多々あります。
急な公務と学校行事が重なってしまった場合、年休や代休を使うほか、
授業を予備日に変更したり、同僚に代行してもらったりして対応しています。
体力維持、親族の介護、仕事や勉学とどれも両立するのは、正直とても大変です。
仕事で3日間眠れないこともありましたし、レポートを出し忘れてしまうなど失敗もありました。
何かを諦めないと、自分が潰れてしまうのではないかと悩んだ時期もあります。

一年半、試行錯誤してようやく自分のスタイルにハマったのが公共図書館での学習です。
人それぞれ働き方や生活リズムは異なるので、正解はありません。
特に働きながら通信制で学ぶ方にとって、学習時間の捻出、オン・オフの使い分けは重要です。
自分に合ったスタイルが見つかると、負担は軽減されると思います。

1人では不安なことがたくさんあるので、同じ境遇のクラスメイトとの出会いは大きかったです。
同じ苦労を共にしているので、話すと息抜きになりますし、情報共有もできて互いにフォローしあえる関係です。

学習を重ね、看護に対する考え方も変わりました

学習を重ねるうちに、根拠に基づいた看護を考えられるようになりました。
看護に対する考え方も変わってきたと実感しています。
紙上事例演習を通して、自分で調べ、理解し、気づきを得るというプロセスは
看護の考え方に直結していると感じます。
その上に、授業で学んだことや実習での経験も重なって、さらに学びが深まります。
過去の看護を振り返って考え直す機会にもなっていて、
今学んでいることが、これからの救急や災害の現場で活かせると確信しています。

看護師になることで、認定看護師や専門看護師など職域の幅も広がります。
このメッセ―ジを見て、私のように仕事をしながらでも努力をすれば、
看護師を目指せるということを知ってもらえたら嬉しいです。