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【看護 二年課程】「多重課題」シュミレーションを行いました
2015年05月28日看護
准看護師から看護師をめざす看護学科二年課程の2年生が「多重課題」の授業に取り組みました。臨床の現場では、いつ何が起こるかわかりません。
この授業では多重課題が起きた時、優先順位を見極め、安全に看護を実践するための応用力や考える力を養います。
学生さんは、看護師役、患者役、観察者役に分かれ、用意されたシナリオに沿ってシュミレーション形式に授業を行います。
看護師役の学生さんは訪室の目的だけ聞かされ、患者役の学生さんはシナリオ通りの行動をとります。
訪室すると、さまざまな課題が用意されており、看護師役の学生さんは優先順位を考え、必要に応じて看護技術を実践、また報告や連絡などを行います。
授業の前に、担当の高橋先生から「失敗や間違いをすればするだけ、皆さんの勉強になります。間違いを恐れずに、私が間違ったおかげでみんな勉強できたでしょ!くらいの気持ちでチャレンジしてください」と一言。

いざ課題に直面すると、考えこんで動けなくなってしまう学生さん、不安になりながらも行動にうつす学生さんなど、それぞれの優先順位、必要な看護を考え演習を行いました。

報告や連絡も忘れてはなりません。

授業後は、教室でデブリーフィング(振り返り)を行います。

どんなことに困ったか、どんな対応が必要だったか、ホワイトボードに書き出し、グループごとに話し合いました。
患者役の意見、客観的な視点で見ていた観察者からの意見などを通して、多くの気づきを得られたかと思います。

5月から2年生の臨地実習が始まりました。授業で学んだことを、実習に活かしていきましょう。
看護学科に興味のある方は、ぜひ学校見学へご参加ください。