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カリキュラムと授業
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講義と実技をバランスよく組み込んだカリキュラムにより、3年間で理学療法士に必要な知識・技術・考え方を確実に学べます。さまざまな障がいを持つ患者さんと接する理学療法士は、常に新しい課題と向き合い解決していく能力が求められます。そこで必要となる「現場対応力」を身につけるために、学生同士が協力して問題解決に取り組む「グループワーク形式」の授業を数多く設けているのが特徴です。
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修業年限:3年
授業実施日:月~土曜日
授業時間:9時30分~16時40分
現場対応力を学ぶ授業
- SPトランプ・マナー研修
- 「SP(サブパーソナリティー)トランプ」を使って、理学療法士として必要なスキル「自己の理解」「主体性」「自己の意欲や能力の最大化」を得るための考え方と方法を身につけます。「マナー研修」では接遇のプロを講師に招き、患者さんや医療スタッフとの関わり方を学びます。いずれも本校ならではのユニークな授業です。
- オリエンテーションセミナー
- 1泊2日で行う合宿形式の授業。1日目は障がいを持つ方と、その方を担当する理学療法士をお招きし、今日までの経過、病気や障害に対する想い、サポートする理学療法士としての心構えや必要な能力などについてお話を伺います。
インタビューした内容は各グループでまとめ、2日目に発表を行います。
- プレ実習
- 2年次1月から始まる臨床実習Ⅰ。その前に、体験しながら準備を整えるのがプレ実習です。実習に協力してくださる患者さんのリハビリ風景を事前に撮影させていただき、その映像から症例の動作分析などを実施。そして実際に病院に赴き、患者さんの検査・測定を行います(2日間)。そこで得た情報を記録・報告し、レポートにまとめ発表します。
リハビリテーション学科 PICK UP 授業
- 解剖学実習
- 教科書で理解した人体の構造を立体的に確認していく実習です。
体の表面から骨や筋肉を細かく判別できるようになることが目的で、ここで学ぶ技術が、臨床で用いる全ての手技の基礎となります。
- 生理学実習
- これまでに学習した生理学の知識を確実なものにし、応用力をつけることを目的とした実習です。実際に測定ができるようになるとともに、実験の目的、方法、結果の整理方法などについても学んでいきます。
- 日常生活活動論
- 基本動作や移乗動作について学ぶことや、自ら障がい体験を行うことは、対象者を理解するうえで非常に大切なことです。障がいのある方を招いてお話を伺う授業も行っています。
- スポーツ傷害の運動療法
- スポーツによるケガ・痛みから競技復帰までのアスレチックリハビリテーションプログラムについて、実習を交えて学んでいきます。オリンピック選手などトップアスリートのサポートをしている本校卒業生が指導します。
- PNF(Proprioceptive
Neuromuscular Facilitation) - PNFはアメリカで発祥し、日本でも医療やスポーツの現場で実践され始めているリハビリの技術です。講師の市川繁之先生は本校の卒業生。日本で数多くのトップアスリートをサポートした卒業生からPNFの技術を学びます。
- 国家試験対策
- 1年次から模試に取り組み、3年次は夏・秋・冬の集中講義で基礎科目から専門科目の総まとめを行います。試験直前には合宿も実施します。
カリキュラム
- 基礎分野
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- ●心理学
- ●医療人間学
- ●研究方法論
- ●医療統計学
- ●情報科学
- ●理学療法基礎理化学
- ●社会の理解
- 専門基礎分野
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- ●解剖学(実習含む)
- ●生理学(実習含む)
- ●運動学(実習含む)
- ●人間発達学
- ●臨床運動学
- ●臨床心理学
- ●病理学概論
- ●医学情報処理学
- ●臨床薬学・臨床栄養学
- ●外科学・救急救命
- ●公衆衛生学
- ●内科学
- ●整形外科学
- ●精神医学
- ●神経内科学
- ●小児科学・老年医学
- ●リハビリテーション概論
- ●健康・スポーツ関係論
- ●保健医療福祉制度概論
- ●他職種連携概論
- 専門分野
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- ●運動療法学概論
- ●日常生活活動論
- ●理学療法概論
- ●理学療法教育・管理学
- ●医療学概論
- ●理学療法評価学
- ●姿勢・動作解析学
- ●臨床評価演習
- ●運動療法(対象疾患別)
- ●物理療法
- ●義肢学
- ●装具学
- ●義肢装具学演習
- ●運動療法演習
- ●理学療法技術論
- ●生活環境論
- ●地域リハビリテーション学
- ●臨床見学実習
- ●地域リハビリテーション実習
- ●臨床実習
時間割
その日の勉強のノルマを決めて、仲間と緒に一緒に取り組んでいます。
オープンキャンパスで先生方の熱意を感じ、入学を決めました。勉強は大変ですが、放課後、同じ目標を持つクラスメイトを教え合いながら取り組んでいます。工夫しているのは、その日の勉強のノルマを決め、達成したら帰宅すること。自宅では好きなことを楽しんでゆっくり過ごして、勉学とプライベートを両立させています。衛生学園は自分をレベルアップできる場所。将来は一人前の理学療法士になって親や先生方に恩返ししたいです。

リハビリテーション学科
加藤さん
※上記は1年生の時のスケジュール。授業は月~土曜までですが、時期によっては空きコマや授業がない日もあります。
臨床実習
臨床実習では、病院・施設の臨床実習指導者のもとで経験を積みながら、学んできた知識を整理していきます。長年にわたって関係を築いた病院・施設で実習に取り組めるのも本校のメリットです。(実習先の多くに、卒業生が勤務しています)
臨床実習について
時期 | 期間 | 人数 | 内容 | |
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臨床見学実習 | 1年次 10月頃 |
1週間 | グループ | 見学実習 |
臨床評価演習 (プレ実習) |
2年次 11月頃 |
2日間 | グループ | 評価実習 |
臨床実習Ⅰ | 2年次 1月~2月 |
4週間 | 各施設に1名 | 評価実習 |
臨床実習Ⅱ | 3年次 6月~7月 |
7週間 | 各施設に1名 | 治療実習 |
地域リハビリテーション実習 | 3年次 前半 |
1週間 | 各施設に1名 | 治療実習 |
臨床実習Ⅲ | 3年次 9月~10月 |
7週間 | 各施設に1名 | 治療実習 |
●上記は2024年度入学生のカリキュラムです。
東京衛生学園の実習メリット
■ 実習病院との繋がりが強く、幅広い分野の実習が可能です。
- ・学科設立45年の歴史で築いた実習病院との繋がりは本校の財産です。また、実習病院には多くの卒業生が勤務している為、実習中は心強い存在となります。
- ・総合病院をはじめ、大学病院、老人保健施設、小児施設、スポーツ系施設など、幅広い分野の医療施設で臨床実習を行えます。
■ 実習病院は関東近郊が中心。実習費はかかりません。
- ・実習は関東圏内がメインになるため、自宅から通える範囲で実習を行えます(遠隔地の場合、宿泊施設は学校が手配します(光熱費のみ自己負担))
- ・実習費用は授業料に含まれているため、別途徴収はありません。
■ 実習をスムーズに行えるように、特別カリキュラムを組んでいます。
- ・小さい子どもからお年寄りまで、患者さんは年齢も経歴もさまざま。礼儀や作法を正すことは信頼関係を築くための第一歩です。専門講師をお招きして接遇マナーを学ぶ「マナー研修」、自己理解を深め、コミュニケーション力・理解力を高める「SPトランプ」など、本校ならではの授業を行っています。