東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 祝『鬼ヶ島』発売!

2017年02月10日ももクロ

節分が終わったばかりだが、今日のブログは鬼ヶ島である。

そもそも節分っていうのは、暦(こよみ)の上で1年間を細かく季節分けしたものの一つで、似たようなものに彼岸(ひがん)とか、土用(どよう)なんかがあって、よく耳にすると思います。節分はそもそも「季節を分ける」って意味で、古代中国の思想が日本の文化に影響を与えて生まれたものですが、季節の変わり目には邪気(邪鬼・鬼)が生じると言われており、東洋医学を勉強していく上で無視できない知識となっきます。「福は内」の言われはわかりませんが、「鬼は外」はそんななところが影響しています。

2016年8月13日(土)
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東洋医学の世界においても、身体に害するものを「邪気(じゃき)」と表現しています。邪の字がついている代表的な邪が「風邪(ふうじゃ)」です。読み方変えるとカゼね。風邪(ふうじゃ)は、邪気の中でも、動き回るのが好きで、とくに上のほうに行くのが好きな邪です。なので風邪(かぜ)を引くと、身体の上部である頭痛・鼻づまり、喉の痛みなんかが出てきます。こんな春先に良く流行する風邪の一つがインフルエンザだったりするんです。現在ではワクチンで対応しますが、東洋医学の世界ではちょっと違います。そもそもどんな邪にも言えますが、邪が身体に入ってくるのには理由があり、風邪の場合は体が弱っていると皮膚に風邪が入ってくる隙間ができちゃって進入されちゃうんです。なので、ほんっとに基本的なことなんだけど、十分な栄養と睡眠とって活動していれば基本的には大丈夫なんです。もちろん、東洋医学では進入した邪を取り除く方法もあるのですが…。まっ、その話はまた今度。

※写真と文章の鬼は何の関係もありません。
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本日のテーマは鬼ヶ島である。そして鬼ヶ島と言えば桃太郎である。
そうそう、桃太郎と言えばお供に猿・鳥・犬が仲間になっていきますが、この順番を意識したことがあるだろうか。
実はこの順番は「えと」が関係している。えとは本来「干支」と書き、ネズミから始まる年賀状の動物のやつは十二支(じゅうにし)と言い、それとは別に「十干(じゅっかん)」てのがあり、あわせて「干支十二支(じゅっかんじゅうにし)」となって、それを略して「干支(えと)」となるんですが、一般的には十二支のほうだけで「えと」って認識されています。この十二支の順番の、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)が桃太郎のお供になる順番なのよ!

で、この12の動物を時計も文字盤に当てはめて、12時を子(ね)、1時が丑(うし)ってやっていくと、8時、9時、10時が申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)が該当します。で、この12の配置を方向に当てはめていくと、3時が、6時が、9時が西、12時がになります。つまり、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)が該当している8時、9時、10時は西になり、西と向い合せの東の方向を鬼門(正確には1時と2時の間)と呼んでいるのです!
そして、方向と季節を当てはめると春は東夏は南秋は西冬は北になるんです。だから桃太郎率いるお供達は鬼門である鬼が島に向かって行くのです!この鬼門(1時と2時の間)は丑(うし)、寅(とら)なんで、鬼は牛の角と虎のパンツの出で立ちなんだよ。
※この手の話は諸説あるのですが、今回紹介したのは私の知っているものです。

2016年8月14日(日)
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このように古代中国の思想の影響は我々に身近にあるんです。ちなみに、鍼と灸をするツボを経穴(けいけつ)と言いますが、この経穴は経絡(けいらく)という人体のルート上にあるので経絡の上のツボってことで経穴で、この経絡というルートの数が12なんですよ。だから身体の状態に応じて経絡や経穴を選ぶ時にも十二支を使用します。

はい、とっても勉強になったと思いますが、結局今回のブログは「ももクロ」こと「ももいろクローバーZ」のアルバム発売のお知らせです(笑)。
昨年、2016年8月13日、14日に神奈川の日産スタジアムでの夏のライブ『ももいろクローバーZ 桃神祭 2016 ~鬼ヶ島~ 』がDVD&Blu-rayにて発売だー!初回特典として鬼のお面がついてきます。
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