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【看護 二年課程】お年寄りの感覚を体験!~老年体験~

2015年06月05日看護

准看護師から看護師をめざす、看護学科二年課程の1年生が老年体験を行いました。

年をとるにつれ、感覚が鈍くなり、手足思うように動かなくなり…と加齢による身体の変化が起こります。
この授業では、身体に重りやゴーグルを身につけて、お年寄りの日常生活動作を疑似体験します。
3~4人のグループで、高齢者役・介助者役に分かれ、体験スタート。

まずは、歩行、階段の昇降から。
「前がよく見えなくて、一歩踏み出すのが怖い」
「少し歩いただけで、汗がすごい。すごく疲れた」
中には、歩くだけでフラフラしてしまう学生さんも。介助者役の学生さんが、腕をつかんでフォローします。
歩行時には杖があると安全ですし、階段の昇降には手すりが重要であることがよくわかりました。



靴を脱ぐのも、一苦労。
「前のめりになって、頭から転んでしまいそう」



モデルルームを使って、お風呂やトイレ、就寝時の動作も体験。
「足が曲がらない。持ち上がらない」「椅子があると楽」
お風呂の場面では、お年寄りが一人で入浴する大変さ、どんな危険があるかがわかりました。

  

先生からおつかいを頼まれ、4階ラウンジの自販機で購入。
「お金がよく見えないし、つまめない」
「こういうお年寄りの方よく見かける。こういうことだったんだ」と納得する学生さんも。

 

歩く、寝る、かがむ、横になる…当たり前の日常動作の大変さを、体感しながら学べたかと思います。
「体験すると、どんな風に介助してほしいかわかる」
「『急いで!』と急かされても、身体がいうことをきかない。『ゆっくりでいいよ』と言われたい」
この日得た気づきを、看護の現場にも活かしていきましょうね。

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