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【看護 二年課程】リンパドレナージの授業を行いました

2015年06月08日看護

准看護師から看護師をめざす、看護学科二年課程の1年生がリンパドレナージの授業を受講しました。

リンパドレナージの授業は、本校の特色ある授業の1つです。
この授業を楽しみに入学する学生さんも大勢います。

講師は、後藤学園附属リンパ浮腫研究所の佐藤佳代子先生です。
佐藤先生は、姉妹校の神奈川衛生学園専門学校 東洋医療総合学科の卒業生です。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格を取得後、ドイツへ渡り「フェルディ式複合的理学療法」を学び、セラピスト資格を取得。
現在、リンパ浮腫に悩む患者さんへの治療はもちろん、リンパドレナージの研究・啓蒙を行っています。

1コマ目は、教室での座学です。佐藤先生がリンパ浮腫治療を始めたきっかけから、ドイツ留学時に出会った患者さんのお話し、そして、リンパドレナージの医学的知識をわかりやすく説明していただきました。

2コマ目は、看護実習室へ移動し、実技の授業です。
はじめに、佐藤先生のデモンストレーションを見学。
「リンパ浮腫の患者さんの皮膚は非常に敏感。擦るようなマッサージでは炎症を起こしてしまう。腕だけでなく、身体全体を使うことが大切。強すぎず弱すぎない力加減で治療を行います」と、佐藤先生。



患者役の学生さんも「優しい施術なのに、芯からほぐされている感じ」と、クラスメイトに感想を伝えます。
施術後、ベットから立ち上がると、「足が軽い!すっきりしている!」とその効果に驚いていました。



学生さんも、患者役・施術者役に分かれて、チャレンジ。
体重のかけ方や、力の加減など、佐藤先生が一人ひとり丁寧に指導します。
学生さんも「これで合っていますか?」「デモの手技も教えて欲しいです!」など、
リンパドレナージに興味を持った様子で、積極的に取り組んでいました。



授業は来週も続きます。
臨床でリンパ浮腫の患者さんと出会うことがあるかもしれません。
今日の学びから、さらに知識を深め、患者さんのケアに役立てていけるといいですね。


リンパドレナージの授業をもっと知りたい方、東京衛生学園で看護師を目指したい方は、ぜひ学校見学へ