東洋医療総合学科Blog

【鍼灸マッサージ師】第2回体験入学を開催しました!

2014年07月14日広報室より

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格をめざす、東洋医療総合学科の第2回体験入学を7/6(日)に開催しました!
徳島県や広島県、茨城県や静岡県など遠方からのご参加もあり、今回も大勢の方にご参加いただきました。ありがとうございます!
本校の体験入学では、学生スタッフが大活躍します。受付~会場へのご案内はもちろん、模擬授業、なんでも相談コーナー、キャンパスツアーでも学生スタッフが参加者の皆さんをサポートします。

13時から体験入学開始!
はじめに、学校長挨拶・教員紹介。続いて、専任教員の波田先生による、学科紹介です。教育内容、特徴的な授業や学びのサポートをメインにご説明。実技教育に力をいれ、基礎力を重視している本校のカリキュラムを理解していただけたかと思います。

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後藤修司学校長よりご挨拶

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学生スタッフも参加します!

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学科紹介の様子

 

体験入学の目玉といってもいいのが、模擬授業です!
今回は、「解剖学(座学)」「はりきゅう実技」「あん摩マッサージ指圧実技」3つの授業を体験していただきました。

「解剖学」の授業を担当したのは、学科長の光畑先生。はじめに、解剖学をなぜ学ぶのか、そして入学後、どんな教科書を使い、どのくらいの時間をかけて学んでいくのかを説明。続いて、プリントを使って肩甲骨の名称を知り、実際に名称と照らし合わせながら肩甲骨を触る体験を行いました。肩甲骨ひとつとってもさまざまな部分に名前がついていること、その覚えることの膨大さに驚かれた参加者の方も多かったのではないでしょうか。
「はりきゅう実技」を担当したのは、専任教員の高橋先生。授業で使用している道具を使い、練習台に刺す体験とお灸をひねる体験を行いました!「本校では、基礎をしっかり叩き込みます!」と3年間の学び方や、在校生が入学してからどれだけの実力が身についたかなどをスライドや実際の課題を見せながらお伝えしました。
「あん摩マッサージ指圧実技」を担当したのは、専任教員の三枝先生。まず「あん摩」「マッサージ」「指圧」の手技の違いをご説明。そして体験です!施術する側が最小限の力で行える施術のポイントをレクチャーし、2人1組になってチャレンジ!コツをつかむと、参加者のみなさんも自然と笑顔に♪

なんでも相談コーナーでは在校生や教員が皆さんのご質問にお答えしました。昼・夜、1~3年生、入学前の経歴もさまざまな学生スタッフが参加しているので、似た境遇の在校生と話しができます。

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「解剖学(座学)」

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「はりきゅう実技」

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「あマ指実技」

 
卒業生の話では、小池栄治先生が来校。
140608東洋体験7小池先生は、東洋医療総合学科を卒業後、本校の臨床教育専攻科へ進学。臨床実習や往診で、臨床力を磨き、専攻科を卒業後に、本校の提携校である天津中医薬大学へ入学しました。中国では、病院実習でさまざまな患者さんの鍼灸治療を行い、帰国後は、往診や鍼灸学校での非常勤講師、大学病院への勤務などを経て、6年前に東明堂 小池鍼灸院を開業しました。
講演では、さまざまな経験通して感じた「患者さんに関わる上で大切にしていること」や「鍼灸マッサージ師に必要なこと」をお話しいただきました。また、患者さんの症例と鍼灸の効果についての話しでは、手術でなければ治らないと言われた患者さんの症状が鍼灸治療でみるみる回復していく様子を、治療エピソードと共に写真で紹介。鍼灸の効果を改めて実感できるお話でした。

最後は、希望者を対象にキャンパスツアーも行いました。19,000冊所蔵の図書室は必見です!

次回の体験入学は8/24(日)13時~です。
模擬授業は、はりきゅう実技・あん摩マッサージ実技・座学の授業を体験できます。
卒業生の話では、スポーツトレーナーとして活躍する鍼灸マッサージ師がお話しします。