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【理学療法士】 体験入学(7/26) ご参加の皆様へ★模擬授業の解説★

2014年08月06日リハビリ

リハビリテーション学科・専任教員の山手千里です。
7月26日(土)体験入学の模擬授業で、「感覚」について実技を交えて授業を行いました。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの記憶が薄れないうちに、少し補足の解説をしたいと思います。

理学療法を行う上では患者さんの病状を把握する必要があります。
患者さんの病状を把握する方法として、「評価」を行います。
その「評価」の中で、どの感覚を使ってリハビリテーションを実施すると効果的なのかを理学療法士が把握する必要があります。

今回の模擬授業では、姿勢を保つための視覚情報の大切さを体験しました。
また、複雑な環境におかれると、視覚情報が混乱を招くことがあり、その時には触覚情報が役に立つことを体験しました。
この感覚に対する理解が、理学療法士の仕事につながってきます。患者さんに合わせて、適切な感覚情報を取り入れた理学療法を実施するために、感覚を評価することは重要だからです。

少し難しいかもしれませんが、体験入学での模擬授業で皆さんが感じた「感覚」を思い出しながら、この解説を読み返してもらえればと思います。

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ちなみに、今回の模擬授業の内容については、2年生で取り組む「生理学実習」「理学療法評価学Ⅲ」の授業で深く学んでいきます。

右の写真は、生理学実習の中の『感覚』の授業の1コマ。クラスメイトと器具を用いて手掌の温点・冷点の数を調べています。

他にも、疲労・視覚・神経伝達速度・皮膚感覚・深部感覚について、教科書に書いてある事を自分たちの体で検証していきます。

検査結果を班ごとにまとめ、文献を用いて考察する中で、実習や臨床で必要な調べる・考えるといった事も同時に学んでいきます。

このように、体験入学の「模擬授業」では、入学後の学び、卒業後の仕事につながる、さまざまな要素を盛り込んでいます。ちなみに次回体験入学(8月23日)の模擬授業のテーマは「SPトランプ」です。「SPトランプ?何だろう?」と思った方はぜひ、再度ご参加ください!

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