リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】今年度1回目の体験入学レポート

2015年06月04日リハビリ

理学療法士をめざすリハビリテーション学科、今年度1回目の体験入学を5/23(土)に開催しました。

参加者の皆さんに「気づき」や「発見」を持ち帰っていただきたい─そんな思いで教員や学生があれこれ工夫する、手作りの体験入学です。



学科紹介ではこんなエピソードを紹介しました。1年生が6月に取り組む1泊2日の研修「オリエンテーションセミナー」。この中で、実際にリハビリを受けている患者さんから話を聞く時間があります。「貴方にとって、どんな理学療法士がいいですか?」、学生から患者さんに投げかけた質問に対する答えは、ちょっと予想とは違うものでした…
学生が抱いている理学療法士像と、患者さんが求める理学療法士、その違いを発見することから、学びが深まっていきます。



今回卒業生として講演したのは、理学療法士として3年目を迎えた鳥海大貴さん(海老名メディカルサポートセンター勤務)。鳥海さんは、理学療法士の仕事の魅力として、次のようなことをあげました。「同じ症状に対して、リハビリの方法は一つだけでなく、いろいろなアプローチを考えることができる。見方を変えて発想を転換することで、良い仕事につながることがある」
患者さんの状態も日々変わっていきます。気づきや発見を繰り返しながら、どうすれば患者さんが良くなるかを考え、それを形にし続ける。「一日として同じ日はありません」



毎回テーマが変わる模擬授業。今回は「肩甲骨 見て、触って、動かして」ということで、参加者と学生と教員でグループを組んで、肩甲骨の仕組みを学びました。普段は意識しない肩甲骨を、まずじーっと観察。左右同じでしょうか?人によって違いはあるでしょうか?触ってみると、その構造がなんとなくわかってきます。そして腕を上げてみると…肩甲骨が移動する!?
見て、触って、動かすことで、肩甲骨に対するイメージがガラっと変わったのではないでしょうか?

ここに紹介したのは、ほんの一例です。「在校生とのトークコーナー」では、いま実際に学ぶ学生の声からさまざまなことを感じ取ってもらえると思いますし、「キャンパスツアー」では設備だけでなく、学校の空気みたいなものも体感していただけるはずです。



実は、体験入学で参加者の皆さんに伝えようとしている「気づき」や「発見」は、理学療法士をめざす学び、理学療法士の仕事にとっても、大切なことなのです。そんな私たちの思い、雰囲気を、本校の特徴として体感していただきたいです。

体験入学、ぜひ一度ご参加ください。次回は7月11日(土)13時~です。
もし、日程の都合が合わない、もっと早く学校を見てみたいという方は、「学校見学」にご参加ください。教員が個別対応で、進路・学校・仕事に関する疑問や不安にしっかりおこたえします。

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