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【理学療法士】「喀痰吸引」の実習を行いました
2015年12月21日リハビリ
3年間で理学療法士をめざすリハビリテーション学科の3年生が「地域リハビリテーション学」の授業で、「喀痰吸引」の実習を行いました。医療現場における喀痰吸引は、以前は医師と看護師しか実施することができませんでしたが、平成22年に理学療法士等による喀痰吸引の行為が合法化されました。
それに伴い、理学療法士の養成機関においても、教育内容の見直しや研修の実施等の取り組みが求められています。
実習の講師は、本校看護学科二年課程の専任教員・大堀先生と野村先生。
はじめにバイタルサイン人形で、正常な呼吸音、異常がある時の呼吸音の違いを聴診器で聞きました。
まずは、人形を使って、吸引の練習を行います。
患者さんへの声掛けや吸引用のゴム管などの使い方を順を追って確認し、イメージトレーニングします。
人形での練習が終わると、吸引器を使い、実際に学生同士で直接チューブを喉や鼻の奥にいれていきます。
実施者も患者役も、おっかなびっくりの初体験。
なかなかうまくチューブを入れられず、笑いあり、涙ありの実技練習となりました。
実施者をやってみた感じたこと、吸引の患者役をやってみて感じたこと、もっとこうしてほしいと感じたこと、それぞれの役を実体験することで、患者さんの気持ちにも近づけたのではないでしょうか。
患者さんのためにも、理学療法士の喀痰吸引の技術を向上させていきたいと思います。
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