リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】Hondaの歩行アシストを体験しました

2016年12月13日リハビリ

Asimoを開発したHondaが、その技術を生かし歩行アシストを手がけているのをご存じでしょうか?すでに数多くの病院・高齢者施設で活用され、その実践・効果に関する論文も執筆されています。
本校リハビリテーション学科「装具学」の授業で、2年生がHonda歩行アシストを体験しました。



授業ではHondaで歩行アシストを担当しているスタッフの方が説明してくださいました。
機器に内蔵されたセンサーが歩行時の股関節の動きを検知し、制御コンピュータがモーターを駆動、歩行動作をサポートするという仕組み。歩行に関するデータはタブレットで管理・計測し、対象者に合わせた訓練モードを設定することができます。
…と説明すると、少しややこしそうですが、機器の見た目はとってもスマートでシンプル。着脱もいたって簡単。スタッフの方のデモでは、わずか10秒ほどで腰と両腿へピタリと装着されました。



それでは早速学生さんたちも体験です。まずは装着して…





実際に歩いてみると、「おーっ!」と思わず声が上がるほど、歩行サポートのパワーにビックリです。



タブレットによる訓練モードの設定も体験しました。



質疑応答では、機器の仕組みに関することから、「医療現場でどのように使われているのか」「値段はいくらかかるのか」など、理学療法士として歩行アシスト機器を活用することをイメージするような質問も飛び出しました。

今後、このような機器・ロボットが医療福祉現場で活躍の場を広げていく!そんな時代の流れとパワーが伝わってくる授業でした。
Hondaのスタッフの皆様、貴重な体験をご提供いただき、どうもありがとうございました。