リハビリテーション学科Blog

【理学療法士】日常生活活動論~調理実習編~

2017年12月21日リハビリ

3年間で理学療法士をめざすリハビリテーション学科の2年生が「日常生活活動論」の授業に取り組みました。

⽇常⽣活活動論の授業では、人間の起居動作の方法や介助方法、またセルフケアを中心とした⽇常⽣活動作(ADL=activities of daily living)やその周辺動作である日常生活関連動作(APDL=activities parallel to daily living)について学びます。

今回は⽇常⽣活関連動作(APDL)に分類される調理動作を通して障害体験を実施しました。
普段当たり前のように日常の生活を実施していますが、障がいを持たれた方からすれば簡単なことではありません。
実際に⽬がご不自由な方や、⾞イスを利用している方々が調理をしたら、どんな動きがしにくいか、どんなことに気をつけて調理をしなければならないのかなどをグループごとに体験し、学びを深めました。

右腕が動かない状態で野菜を切っている様子です。
片方の腕では材料や調理道具を持ったり押さえたりすることが難しいです。
複数の調理課程を同時進行することも中々できません。




全盲の方が調理する時に具材がこぼれないように滑り止めをひいて調理をしている様子です。




全グループ上手く調理することができました!
卵焼き、餃子、パンケーキなどどれも美味しそうでした!







本校では、座学で日常生活動作の概念を学ぶ他に、障がいを持った方、そしてその担当理学療法士を実際にお招きしてお話しを伺う授業を設けています。

リハビリテーション学科2年生は1月から臨床実習がスタートします。
緊張や不安もあるかと思いますが、体調管理にも気をつけて全員で頑張っていきましょう!

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