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介護・健康業界から理学療法士に!

2023年11月30日リハビリ

本校リハビリテーション学科には高校新卒生だけでなく、社会人経験を経て入学する方が数多く在籍しています(入学者の25%が社会人経験者:2023年度実績)。
ストレッチトレーナーから介護の仕事を経て入学した現2年生の花咲さんに話を伺いました。

── 入学前の仕事について
花咲 某大手ストレッチ専門の施設でストレッチトレーナーとして勤務しながら、介護老人保健施設ので介護職のアルバイトをしていました。ダブルワークです。

── 介護職にはどのような経緯で?
花咲 ストレッチでALS(筋萎縮性側索硬化症)の方を担当したのが転機になりました。当初は軽い症状でしたが、筋萎縮が進行し、自分の技術・立場でできることはどんどん少なくなり、ストレッチにも来なくなってしまったんです。ショックでしたし、「もっとできることがあったのでは?」という後悔もありました。
「本当に困っている人を助けたい」「そのために知識、技術を身につけたい」と思い立ち、まずは働きながら経験を積める介護福祉の仕事を始めたんです。

── 理学療法士をめざしたのは?
花咲 介護施設で理学療法士の方と接したのが大きかったですね。
例えば、車いすで生活する高齢者への運動指導、また介護スタッフには身体にできるだけ負担がかからない介助方法の指導…理学療法士のサポートで、これまで出来なかったことができるようになるプロセスを目の当たりにしました。
私にとっての「困った人を助ける」技術、知識は理学療法の分野だと心を決め、東京衛生学園のリハビリテーション学科を受験、入学しました。

── 入学後の学習、アルバイトについて
花咲 勉強は大変ですが、楽しいですよ。入学前にストレッチや介護の仕事でモヤモヤしていたこと、わからなかったことが、クリアになっていく感覚もあります。介護の関連では、ADL(日常生活活動論)の授業など、とても興味深く学べました。
仕事は、フリースペースを借りて個人でストレッチを指導しています。仕事は週1~2回程度、いまは勉強を優先しています。

── 卒業後のビジョンは?
花咲 まずは病院に就職して経験を積みたいと考えています。
理学療法士の技術、知識に可能性を感じています。将来的には訪問リハビリ、介護予防など、病院以外の場所でもリハビリや運動指導を求めている人をサポートしていきたいです。(2年次11月に取材)

→トレーナー・インストラクターから理学療法士をめざす学生インタビューも掲載中!