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トレーナー・インストラクターから理学療法士に!

2023年11月21日リハビリ



 
本校リハビリテーション学科には高校新卒生だけでなく、社会人経験を経て入学する方が数多く在籍しています(入学者の25%が社会人経験者:2023年度実績)。
特に目立つのがスポーツ・健康業界出身者の入学です。
どのような経緯、理由で理学療法士をめざすに至ったのか、現2年生の竹林さんに話を伺いました。

── 入学前の仕事について
竹林 フィットネスクラブの社員として働いていました。スタジオレッスンで運動指導をしたり、筋トレルームでトレーニングのフォローをしたりという仕事です。アルバイト期間も含めると約10年、パーソナルトレーナーや健康管理など仕事の幅も広がり、充実した毎日でした。

── 理学療法士をめざしたのは?
竹林 経験だけではカバーできない知識、技術を身につけたかったからです。クラブでは運動指導だけでなく、痛みや体の不調に対するフォロー、アドバイスも行っていましたが、明確な根拠をもってサポートを行うためには経験だけでは足りない。特にご高齢の利用者は疾患をお持ちの方も多く、「もっと知識、技術があれば…」と感じることが多かったんです。
身体や健康に関わる仕事を続けていくにあたり、自分に欠けているものを補い次のステップに進みたい。そのためには、身体だけでなく医学についてもしっかり学べる理学療法士の資格、仕事を目指すのがベストだと考えました。

── 進学にあたり迷いや不安はありましたか?
竹林 大きかったのは学費をいかに捻出するか。仕事の引継ぎをどうするか等、退職のタイミングも難しかったですね。この2点をクリアするのに少し時間がかかりました。
 東京衛生学園を選んだ理由の一つは、説明会で強調されていた「現場対応力」というキーワード。日々現場で人に対応している自分の考え、感性にも合っていると感じました。最短の3年で国家資格をめざせるのも魅力でした。

── 入学後もトレーナーの仕事は続けていますか?
竹林 週2回、夜の時間帯にフィットネスクラブでアルバイトをしています。学校で学んだ解剖学等の知識を活かせるのも楽しいですし、やはり自分の好きな仕事なので続けています。

── 卒業後もフィットネス業界の仕事は続けるのですか?
竹林 まずは医療現場に就職して経験を積みたいです。総合病院か、整形外科かなど、具体的な就職先についてはまだ迷っています。今後の臨床実習では複数の現場を体験できるので、就職先選びの参考にしたいと思っています。すぐには難しいかもしれませんが、スポーツ、フィットネスに関する仕事にも携わっていきたいですね。(2年次11月に取材)

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