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牧野未真来

選手の気持ちに寄り添える
鍼灸あん摩マッサージ指圧師をめざしています!

鍼灸マッサージ師

牧野 未真来 さん

東洋医療総合学科1部(昼間) 2020年卒業
(東海大学 卒業)

  • 在校生

入学前は大学生

鍼灸あん摩マッサージ指圧で選手を支える人になりたい!

高校2年の冬、陸上部としての最後の大会出場に向けて練習をしていたのですが、大会目前で疲労骨折をしてしまいました。でも、治療でお世話になった鍼灸の先生に諦めることなくケアしていただけたこと、そして何より「痛かったね」と私の気持ちに寄り添ってくださったおかげで、最後まで競技を楽しむことができたんです。
周りにもケガで悩んでいる人、治療を諦めてしまう人も多かったので「あの先生のように、スポーツ選手をサポートしたい!」と思うようになり、鍼灸マッサージ師になることを決意。両親と相談して、まず大学でアスレティックトレーナーの勉強をした後、専門学校で集中的に学ぶことにしました。

入学の決め手は、先生の溢れる熱意。

東京衛生学園の説明会に参加したとき、先生方が今も東洋医学の技術・知識を学び続けていると聞いて「教える立場の先生が今でも勉強し続けているって、すごい!」と、その熱意に感動しました。また、他の学校では座学中心のカリキュラムが多かったのに対して、東京衛生学園では実習の時間を多く設けていること、そして実技の練習では鍼(はり)や艾(もぐさ)などの練習道具が使い放題というのも大きな魅力でした。何事も練習を重ねないと覚えられない私にとってぴったりだと思い、入学することを決めました。

技術や知識を、確実に身につけるために。

一番印象に残っているのは「鍼灸基礎実技」の授業で出されたゴールデンウィーク明けの課題です。米粒大のお灸「艾炷(ガイシュ)」を作るという課題なのですが、渡されたのはケースいっぱいの艾!いくら作っても減らない艾に気が遠くなりましたが、家にいるときはひたすら艾と格闘し、無事に課題を提出することができました。課題を終えた後は、以前より早く綺麗な艾炷を作れるようになっていたので、やはり練習は重要だと実感しました。

東京衛生学園は課題やテストがたくさんあります。でもそれは技術と知識を身につけるために必要なことです。自分の苦手なこと、理解が足りていないところが、やればやるほど把握できます。何より先生方が真剣に教えてくださるので、授業がとても楽しいです!

私自身、週3日アルバイトをしているのですが、勉強時間は工夫して作っています。授業前や移動時間のちょっとした時間も勉強に充て、家では家族と喋りながら単語帳を見たり、ノートを読み返したりすることも。空き時間を有効に使って予習・復習を行うことを心がけています。

授業を通して、東洋医学の奥深さを知りました。

スポーツ選手をサポートしたいという一心で東京衛生学園に入学しましたが、学んでいくうちに東洋医学でできることがたくさんあることを知り、興味の幅が広がりました。どのような現場でも結果が出せる治療家になれるように、今は基礎をしっかり身につけることに集中しています。そして、ゆくゆくは患者さんの気持ちを理解して、不安な気持ちを取り除ける鍼灸マッサージ師になりたいです。
入学当初は授業についていけるか心配でしたが、先生や先輩方、そしてクラスメイトと一緒に乗り切ることができています。奥深く東洋医学を学びたいという人や、将来のビジョンを明確に持っている人には、ぴったりの学校だと思います。
(1年生の時に取材、まとめた記事です)